Search

THE RIVER編集部 2019.7.25 20:11 News | Tv/Movie

『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』UKプレミア、ステイサム率いる「ショウ・ファミリー」が集結 ─ 悪役イドリス・エルバや監督も登場

ドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブス、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウを主人公とする『ワイルド・スピード』最新作、『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』が、2019年8月2日（金）の日米公開を直前に控えた7月23日（火曜日・現地時間）、イギリス・ロンドンにてUKプレミアを開催した。

ロンドンといえば、ステイサム演じるショウの”ホーム”であり、もちろん本作でも舞台のひとつとなっている。そこで今回のプレミア会場には、ジェイソン・ステイサム、ショウの妹ハッティ役のヴァネッサ・カービー、二人の母親を演じたヘレン・ミレンという「ショウ・ファミリー」が集結。シリーズ最強の敵・ブリクストン役のイドリス・エルバ、現代アクション映画の俊英デヴィッド・リーチ監督、『ワイルド・スピード MAX』（2009）以来シリーズの全脚本を手がけるクリス・モーガンも登場した。

UKプレミアの会場に選ばれたのは、英Time Out誌で「ロンドンで最も素晴らしい映画館」に選ばれたカーゾン・メイフェア。会場前に敷かれたレッドカーペットには、ショウが乗りこなす超高級車のマクラーレン720sが3台も鎮座し、圧倒的な存在感を放った。そこにジェイソン・ステイサムをはじめとする出演者やスタッフが登場し、マクラーレンの前での記念撮影やファンとの交流を楽しむなど、超豪華なレッドカーペットイベントとなった。

ジェイソン・ステイサムは、本作について「ショウという謎に包まれた男を、冷酷な悪い男だと誤解していたことがわかると思います。彼が本当は何を考えて行動しているのかがわかるはず」と述べ、キャラクターが深く掘り下げられていることを強調。「エンターテインメントのために価値ある映画を作りたかったんです。人々が現実を忘れて心から楽しめるものを。この作品には、イドリス・エルバという最高の俳優の、最高のアクションがあり、ヘレン・ミレンやヴァネッサ・カービーも素晴らしい。これ以上ないものが完成しましたよ！」と自信を語った。

自身を演じるハッティ・ショウを、ショウ・ファミリーにおいて“唯一まともなキャラクター”だと述べるヴァネッサ・カービーは、ホブス役のドウェイン・ジョンソンについて「巨大なテディベアのように可愛くて、すばらしい人。一緒の仕事は楽しかったです」と語った。ヴァネッサいわく、本作の見どころは「規格外のアクション」。『デッドプール2』（2018）などを手がけるデヴィッド・リーチ監督について「いつも大胆で壮大なヴィジョンを持っていたんです」と述べ、「他にはないレベルの、規格外なアクションでした…笑っちゃうくらい大変でしたよ！」と振り返っている。

『ワイルド・スピード ICE BREAK』（2017）からの続投となる、ショウの母親役のヘレン・ミレンは、自身と母親の家族も役柄と同じくイーストロンドンに住んでおり、“自分のDNAの中に彼女がいるように感じる”という。シリーズが支持される理由については、「素晴らしい技術をもった撮影スタッフが集結しているのはもちろん、“ファミリー”という、誰もが共感できるテーマとエンターテインメントをうまくミックスしているからだと思います。素晴らしい物語ですよ」と笑顔で話してくれた。

シリーズ初参加となったデヴィッド・リーチ監督は、本作と“ファミリー”の関係について、「登場人物は、みんながそれぞれにファミリーの問題を抱えている。全編を通じて、彼らは関係を繋ぎ直していくんです。世界を救おうとする過程で、ファミリーと正面から向き合うことになる」と明かした。ちなみに、最もお気に入りのシーンは「ホブスとショウがCIAのオフィスで初めて顔を合わせるシーン」とのこと。「ジェイソンはそのシーンを撮る前にロンドンで1週間撮影をしていて、ドウェインはクランクインとなるシーンでした。二人の素晴らしい俳優が対面するシーンは、信じられない化学反応が起きて、特別な場面になりました」。まさに“スーパーコンボ”が始まるきっかけのシーン、その内容は映画館で！