「ビートルズ」伝記映画4部作、なぜ1か月で一挙公開 ─ 4本すべて独立も「全部観てほしい」とプロデューサー

伝説的ロックバンド、ビートルズの伝記映画4部作(The Beatles – A Four-Film Cinematic Event)が、2028年4月に一挙公開される。4作品をわずか1か月のうちに公開するという異例の戦略について、プロデューサーのピッパ・ハリスがその狙いを語った。
本企画は、『1917 命をかけた伝令』(2019)『007 スカイフォール』(2012)のサム・メンデス監督が、ビートルズのメンバー4人それぞれの視点からバンドの歴史を描くもの。ジョン・レノン役をハリス・ディキンソン、ポール・マッカートニー役をポール・メスカル、ジョージ・ハリスン役をジョセフ・クイン、リンゴ・スター役をバリー・コーガンが演じ、それぞれ独立した4本の長編映画として製作される。
2026年10月12日(現地時間)、ロンドン映画祭の業界向けイベントに登壇したハリスは、「今のところ、映画は2028年に公開されます。観客のみなさんには、同じ時期に映画館で体験していただきたい」と説明。ただし、4作すべてを同日に鑑賞してもらうことは想定していないという。
「同じ月のうちに、1週間に1本ずつ観てもいいかもしれませんし、ある週末に1本、次の週末に2本、その次の週末に1本という形でもいいかもしれません。どのように観ていただくにせよ、4作品すべてを観ていただけることを願っています。」
以前、メンデス監督が「史上初の“映画を一気見”体験」だと表現した本企画だが、4作品がすべて同日に公開されるのか、順次公開されるのかは不明。いずれにせよ、観客がそれぞれのペースでひとつの大きな物語を体験するという構想だ。
ハリスも、4作品それぞれが「4人それぞれの物語として独立している」ものだと述べつつ、「4作品をあわせて観ることで生まれる力があり、それは個々の作品を足し合わせた以上のものになる」と強調した。
「ビートルズこそ、まさしく史上最高のバンドだと思います。彼らにふさわしい作品をつくるために全力を尽くしていますし、だからこその4作品なのです。4本も映画を観たいと言えるようなバンドが、ビートルズのほかに存在するとは思えません。」
ちなみにハリスによると、映画祭の登壇当日は撮影開始から180日目。「この1時間だけ現場を離れており、このあとまた戻ります。本当に大がかりな仕事です!」と語り、撮影が現在も続いていることを明かした。
「ビートルズ」伝記映画4部作(The Beatles – A Four-Film Cinematic Event)は2028年4月に米国公開予定。日本でもソニー・ピクチャーズ配給で公開予定。
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Source: Deadline































