「X-ファイル」リブート、シリーズ化が正式決定 ─ 『ブラックパンサー』ライアン・クーグラー製作、米Huluにて配信へ

『ブラックパンサー』シリーズや『罪人たち』(2025)のライアン・クーグラーによるリブート版「X-ファイル」が、米Huluにて正式にシリーズ化されることが決定した。米Varietyが報じている。
人気SFドラマ「X-ファイル」(1993-2018)を新たに再構築する本作は、登場人物をオリジナル版から一新し、実績はあるが性格はバラバラなFBI捜査官ふたりが、長らく閉鎖されていた“未解決現象の調査部署”に配属され、思いがけない絆を築いていく物語。主演は『オデュッセイア』(2026)のヒメーシュ・パテルと、『ティル』(2022)のダニエル・デッドワイラーが務める。
パイロット版の脚本・監督を手がけたクーグラーは、引き続き製作総指揮を担当。シリーズ化の決定にあたり、「長年にわたる『X-ファイル』の大ファンとして、パイロット版の脚本と監督を手がける機会を得たことには本当に大きな意味がありました」とのコメントを発表した。
「クリス・カーター(オリジナル版クリエイター)が創り出した作品は特別です。オリジナルシリーズが多くの人々の心をつかんだ要素すべてを尊重しつつ、自分たちなりのアプローチでその世界に入り込みたいと考えていました。ダニエルとヒメーシュをはじめとするキャストの皆さんは、それぞれの役柄に独自の視点と演技をもたらしてくれました。それらがひとつにまとまっていく様子を見るのは、この経験で最もやりがいのあることでした。」
ショーランナーは「フレンズ&ネイバーズ」(2025-)のジェニファー・エール。製作はクーグラー率いるProximity Mediaと20th Televisionが担当。製作総指揮にはクーグラー&エールのほか、オリジナル版の創造主クリス・カーター、Proximity Mediaのジンジ・クーグラー、セヴ・オハニアン、シモーネ・ハリス、そしてデッドワイラー&パテルも名を連ねた。
リブート版は2026年2月にHuluがパイロット版を発注し、7月の時点で撮影が終了。これを受けて、Huluがパイロット版にとどまらないシリーズ化を決定したという流れだ。
なお、米FOXで全11シーズンが放送されたオリジナル版「X-ファイル」はエミー賞で61部門にノミネートされ、15部門で受賞する輝かしい実績を残した。テレビドラマ史におけるSF作品の金字塔として、後続作品やポップカルチャーにも大きな影響を与えたほか、クリス・カーターはリブート版とは別に新シーズンを構想しているという。
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Source: Variety
Text: Hollywood, 稲垣貴俊




























