『ビートルジュース2』はCGをあまり使わず「視覚的にエキサイティング」な作品に ─ ジェナ・オルテガが予告
ティム・バートン監督によるホラーコメディ映画『ビートルジュース』(1988)の続編『ビートルジュース2(原題)』。第1作と同様にCGIに頼らず、「視覚的にエキサイティング」な作品になることを出演者のジェナ・オルテガが明かしている。
米Entertainment Tonightのインタビューで『ビートルジュース2』について聞かれたオルテガは、「私から言えるのは、恐らく今までで一番楽しい撮影現場だったということだけ」とした上で、少しだけヒントを明かした。
「視覚的に、とてもエキサイティングでした。すべてが実用的で、CGI等はほとんど使っていないと思います。セットで撮影すると即座に心が満たされるので、とても満足感がありました。クールな仕上がりだし、皆さん素晴らしい仕事をしてくれたので、私はその場にいられて本当に幸運でした。最高です。皆さんに作品を見ていただくのが待ちきれません。」
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オルテガのコメントから、『ビートルジュース2』はCGIよりも特撮を重視した作品といえそうだ。つまり、オリジナル版の精神を継承した続編になるということだ。
なお、以前『ビートルジュース2』の撮影監督であるハリス・ザンバーラウコスも、本作での特撮へのこだわりを明かし、「それも魅力のひとつ。(ティム・バートンは)その点で素晴らしい映画監督です。彼は先見の明があると同時に、とても古典的な映画監督なんです」と語っていた。
ちなみに、ティム・バートンが監督・製作総指揮、オルテガが主演を務めるドラマ「ウェンズデー」(2022-)ではCGIやVFXが多用されている。その中でも、CGIで作られたモンスターは「生気がない」「特撮の方が良かった」などと不評を買っていた。一方、『ビートルジュース2』はオリジナル版のファン、そしてバートン監督ファンの心を満たす作品になりそうだ。
なお続編にはオリジナルキャストから、ビートルジュース役のマイケル・キートン、ディーツ家の妻デリア役のキャサリン・オハラ、ディーツ家の娘リディア役でウィノナ・ライダーが出演。
新キャストとして、リディアの娘アストリッド役でオルテガ、ビートルジュースの妻役で『007 スペクター』(2015)『MEMORY メモリー』(2022)などのモニカ・ベルッチ、『スパイダーマン』シリーズの名優ウィレム・デフォー、『ガール・オン・ザ・トレイン』(2016)『ビリーブ 未来への大逆転』(2018)などのジャスティン・セローが顔を揃えている。
脚本を手がけるのは、「ウェンズデー」でバートンとタッグを組んだアルフレッド・ガフとマイルズ・ミラー。
『ビートルジュース2(原題)』は2024年9月6日に米国公開予定。現在、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが公開スケジュールを検討しているとのことで、日程が変更される可能性もありそうだ。
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Source:Entertainment Tonight,Collider