『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』スティーブ・ロジャースに「過酷」な試練? ─ 「ルッソ兄弟は彼を痛めつけるのが大好き」とクリス・エヴァンス

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に帰還するスティーブ・ロジャースには、どうやら相当に厳しい試練が待ち受けているらしい。クリス・エヴァンスが、アンソニー&ジョー・ルッソ監督によるスティーブの物語を「過酷」と表現した。
米Comicbook.comよると、エヴァンスは米ボストンで開催されたFan Expo Bostonに登壇。『ドゥームズデイ』で再びタッグを組むルッソ兄弟について、こんな言葉でその演出スタイルを説明した。
「ルッソ兄弟はスティーブ・ロジャースを痛めつけるのが大好きなんです。2人が一番好きなのは、とにかく彼をボコボコにすること。彼らにとって、それこそがヒーローなんです。何度殴られても、それでも立ち上がる人。」
エヴァンスによれば、『ドゥームズデイ』におけるスティーブの物語も「過酷」なものになるという。その一方で、スティーブという人物の本質や、彼が何を大切にして生きているのかを力強く掘り下げる内容にもなっているようだ。
ルッソ兄弟とスティーブ・ロジャースの組み合わせを振り返れば、この発言はかなり腑に落ちる。兄弟が初めてMCUを手がけた『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)では、スティーブは信頼していた組織の崩壊と親友バッキーとの対決に直面。続く『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)では信念を貫いた結果、トニー・スタークら仲間との決裂にまで至った。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)と『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でも、文字通り何度倒されても立ち上がる姿が描かれている。
『エンドゲーム』でようやく戦いから離れ、ペギー・カーターとの人生を選んだスティーブを再び物語に戻す以上、単なる懐かしのヒーロー復活では済まされない。ルッソ兄弟は以前、エヴァンス復帰について、「あのキャラクターの物語を継続させる」ことが自身らの復帰にふさわしいと考え、物語を成立させるためにクリス・エヴァンスとロバート・ダウニー・Jr.の両名を必要とする道を見つけたと説明していた。今回の「過酷」という言葉からは、その“続き”でスティーブの信念そのものが改めて試されることになりそうだ。
気になるのは、彼がいったい何を失い、何を守るために再び立ち上がるのか。『ドゥームズデイ』ではペギー役ヘイリー・アトウェルも復帰し、予告編には赤ん坊を抱くスティーブの姿も登場している。アトウェルは先ごろ、『エンドゲーム』で結ばれた2人の「その後もずっと続いていく人生」をどう描くかについて意味深な発言をしていた一方、予告編の家庭の光景が現実なのか、夢やビジョンなのかについては明言を避けている。
ジョー・ルッソは本作を「これまでの作品の中で最も感情的に複雑」「最も成熟した作品」とも表現していた。エヴァンスが語るスティーブの「過酷」な物語は、まさしくその方向性を象徴する一要素となるのかもしれない。
なお、『ドゥームズデイ』公開に先駆け、2026年9月23日からは最新作への架け橋となる新映像を追加した『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』が日本で期間限定上映される。『エンドゲーム』で一度は完結したスティーブの物語が、どのように次の戦いへとつながるのか。その手がかりが示される可能性もある。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日、日米同時公開。
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Source:Comicbook.com



























