『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』日本版予告編＆場面写真が公開 ─ 悪役ジェイソン・モモア、ブリー・ラーソンら登場

人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズの第10作『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』が2023年5月19日（金）に公開される。このたび日本版予告編＆場面写真のほか、2月9日（木）にロサンゼルスで開催された予告編披露イベントのレポートが到着した。

本作『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』に登場するのは、シリーズ史上最凶のヴィラン・ダンテ。『アクアマン』（2018）などのジェイソン・モモアが演じるこの男は、シリーズ第5作目『ワイルド・スピード／MEGA MAX』（2011）でドム（ヴィン・ディーゼル）らが倒した麻薬王エルナン・レイエスの息子だ。父が殺されるのを目撃したダンテによる、積年の復讐の炎によってファミリーは最悪の窮地に。ドムの息子もダンテの手中に落ち、ドムたちに史上最大のピンチが振りかかる。

予告編では、愛車ダッジ・チャージャーで高速道路に降り立ったドムが、敵のヘリ2機に巨大な杭を打ち付けられるも、逆に猛スピードで引きずり降ろしてヘリを大破させるアクションシーンのほか、前作に登場したドムの弟・ジェイコブ（ジョン・シナ）、ドムのパートナー・レティ（ミシェル・ロドリゲス）のバイクテク、そしてシリーズの原点ともいうべきストリートレースが収められている。

ダンテ役のジェイソン・モモアは、「悪役最高」と言い切る怪演ぶりで最凶のヴィランを体現。レティと手を組んだかと思いきや戦い始める、新キャラクターのテス役は『キャプテン・マーベル』（2018）『ルーム』（2015）のブリー・ラーソン。さらにジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウがシリーズ本格復帰を果たし、因縁の関係にあるハン（サン・カン）とも手を組むことになるようだ。なお、予告編にはドムの永遠の相棒・ブライアン（故ポール・ウォーカー）の登場する過去作映像も使用されている。