THE RIVER編集部ジェラルド・バトラー地球崩壊ディザスター『グリーンランド』予告編 ─ 生か死か、絶対絶命のスペクタル・アクション
『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズや『ハンターキラー潜航せよ』（2018）のジェラルド・バトラーが主演を務めるディザスターアクション映画『グリーンランド―地球最後の 2 日間―』が、2021年6月4日（金）より全国公開となる。これに先がけて、地球崩壊の有り様をド迫力に映し出した予告編と場面写真が到着した。
突如現れた彗星の破片が隕石となり地球に衝突。穏やかな日常は一瞬で吹き飛んだ。各国の大都市が破壊され、更なる巨大隕石による世界崩壊まで残り48時間。刻一刻とタイムリミットが迫る中、政府に選ばれた人々の避難が始まり、建築技師の能力を見込まれたジョン・ギャリティ（ジェラルド・バトラー）と、その妻アリソン（モリーナ・バッカリン）、そして息子のネイサン（ロジャー・デイル・フロイド）も避難所を目指して輸送機に駆けつけた。
しかし、離陸直前にネイサンの持病により受け入れを拒否され、家族は離れ離れになってしまう。ジョンが必死で妻子を探す中、誘拐されて医療処置を必要としているネイサンの救出に走るアリソン。人々がパニックに陥って無法地帯と化していく状況と闘いながら、生き残る道を探すギャリティ一家は、やがて人間の善と悪を目の当たりにする……。
このたび公開された予告編では、平和な日常が隕石の落下によって一変した世界に、混乱が広がっていく様子が克明に描かれる。仲睦まじい家族の団らんを打ち破る、テレビに映し出された大統領警告。「ただちに避難してください」という言葉ののち、衝撃波がジョンたちを襲う。「グリーンランドのシェルターに行く」。脱出を決意したジョンは家族を連れて避難を図るも、その道中で容赦なく隕石の雨が地上へ降り注ぐ。果たして、生き残る道はあるのだろうか…。
製作を兼任するバトラーは、どこにでもいるごく普通の父親のジョンについて「彼は優秀な建築技師なだけで、ヒーローが彗星をぶっ飛ばすというような物語ではないんです」と語る。「全ての人が平等に困難に直面するスペクタクルの中で、誰がヒーローで誰が臆病者なのか、人間の本質が明らかになっていくんです」。
メガホンを取ったのは、『エンド・オブ・ステイツ』（2019）からの再タッグとなるリック・ローマン・ウォー監督。痛快なアクションから一転してリアリティ溢れる世界を描いた本作を「道徳的にグレーで、人を試すような状況の中に登場人物を置いています。善良な人々が、生き残ろうと必死になった時に、極悪非道になる様子を描いているんです」と語っている。
絶望的な状況の中、息子を守り抜く気丈な母親アリソンを、『デッドプール』（2016）のモリーナ・バッカリン、二人の最愛の息子を、8歳にして『ドクタースリープ』（2019）などキャリア豊富なロジャー・デイル・フロイドが演じる。ほか、『地獄の黙示録』（1979）や『ライトスタッフ』（1983）などに出演してきた名優スコット・グレンらが集結した。リアリティを追求した本作の視覚効果は、『ヒュ ーゴの不思議な発明』（2011）でアカデミー賞を受賞したVFXスタジオ「PIXOMOND」が担当している。
『グリーンランド ─地球最後の2日間─』は2021年6月4日（金）より日本公開。
