『G.I.ジョー』新作映画、監督が決定 ─ スタジオ優先プロジェクトとして前進中

パラマウントが製作する『G.I.ジョー』新作映画で、脚本を手がけるダニー・マクブライドが監督も務めることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
本作は、マクブライドにとって長編映画の監督デビュー作となる。情報筋によると、マクブライドが監督として参加することになった今、スタジオ内でも優先プロジェクトになっているという。
現時点でストーリーの詳細は伏せられているが、これまでにマクブライドは、G.I.ジョーの代表的キャラクターであるデュークと、彼に続くジョー隊員が物語の中心になると明かしている。
既報によると、舞台となるのはコミックに登場する架空の町「スプリングフィールド」。一見すると普通の町だが、実は住人全員が世界征服を企む犯罪組織/テロ組織「コブラ」に支配されているという場所だ。また、キャスティングも水面下で進んでおり、マクブライドは「かなり面白い俳優たちが集まりつつある」と期待をのぞかせている。
マクブライドといえば、『スモーキング・ハイ』(2008)や『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』(2013)などのコメディ俳優として知られている。しかし、今回の『G.I.ジョー』ではユーモアを前面に押し出すのではなく、本格的なサスペンス・アクションを目指しているという。
脚本は、HBOドラマ「ジェムストーン家の敬虔なる私生活」で、長年タッグを組んできたジェフ・フラドリー&ジョン・カルシエリと共同執筆。マクブライドは「少し変な言い方ですが、『G.I.ジョー』をより地に足のついた作品にしています。コメディではなく、サスペンスとアクションです」と説明している。
なお、『G.I.ジョー』をめぐっては、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(2023)のラストで『トランスフォーマー』とのクロスオーバーが示唆され、その後、クリス・ヘムズワースの出演交渉や、『ジュラシック・ワールド』のデレク・コノリーが脚本に参加するクロスオーバー映画の企画も報じられた。一方、今回マクブライドが監督する新作は、それとは別企画とみられており、『G.I.ジョー』本来の世界観に焦点を当てたリブート作品となる可能性が高い。
映画シリーズとしては、チャニング・テイタム主演の『G.I.ジョー』(2009)、ドウェイン・ジョンソンとブルース・ウィリスが出演した『G.I.ジョー バック2リベンジ』(2013)、さらにヘンリー・ゴールディング主演のスピンオフ『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021)が公開されてきたが、その後シリーズは大きな動きを見せていなかった。
マクブライドは俳優としてだけでなく、米HBOの人気シリーズ「イーストバウンド&ダウン/落ちぶれたメジャーリーガー」や「バイス・プリンシパルズ」、「ジェムストーン家の敬虔なる私生活」のクリエイターとして高い評価を獲得。さらに『ハロウィン KILLS』(2021)『ハロウィン THE END』(2022)を含む『ハロウィン』新3部作では共同脚本・製作総指揮を担当し、ホラーやアクションでも手腕を発揮してきた。
長編映画監督デビューを果たすマクブライドが、コメディで培ったキャラクター描写とジャンル映画の経験を融合させ、『G.I.ジョー』をどのように蘇らせるのか大きな注目が集まりそうだ。
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Source:Deadline




























