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『G.I.ジョー』新作映画、脚本が完成 ─ キャスティングも進行中、「うまくいけば2027年撮影」

G.I.ジョー
© Paramount Pictures 写真:ゼータイメージ

映画『G.I.ジョー』シリーズの新作企画が進行中だ。脚本を手がけるダニー・マクブライドが、すでに脚本を書き上げたことを明かした。

マクブライドはポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演し、新たな『G.I.ジョー』映画について質問を受けると、「もう(脚本を)書きました」と回答。「すごく興奮しています。パラマウントも乗り気のようなので、うまくいけば来年撮影できると思います」とも加えた。

マクブライドといえば、『スモーキング・ハイ』(2008)や『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』(2013)などで知られるコメディ俳優・脚本家だが、今回の『G.I.ジョー』ではコメディを封印。マクブライドは、自身が『G.I.ジョー』の熱心なファンだったことを明かし、子どものころは「『スター・ウォーズ』よりも何よりも好きだった」と振り返っている。着想の源になったのは、アニメ版とコミック版という。

もともとマクブライドがパラマウントに持ち込んだのは、コブラ側に属するバイカー集団ドレッドノックを主役にした映画のアイデアだった。しかしスタジオ側からは、まずフランチャイズを立ち上げ直す必要があるため、いきなりドレッドノック映画から始めることはできないと伝えられたという。そこでマクブライドは、いわば“G.I.ジョー本流”の物語として企画を練り直した。

脚本は、マクブライドがドラマ「The Righteous Gemstones(原題)」で組んできたジェフ・フラドリー、ジョン・カルシエリと共同で構築。「変な言い方ですが、『G.I.ジョー』を地に足のついたものにしています。コメディではなく、サスペンスとアクションです」と説明している。

物語の中心となるのは、G.I.ジョーの代表的キャラクターであるデュークと、彼に続くジョーズの一団。G.I.ジョーは国際的な精鋭部隊であり、対するコブラは世界征服を企む犯罪組織/テロ組織として描かれてきた、シリーズを代表する敵勢力だ。新作の舞台となるのは、コミックに登場する「スプリングフィールド」。マクブライドによれば、スプリングフィールドは一見すると普通の町だが、実は住人たちが全員コブラという場所。新作映画は、この町を舞台に展開するという。

キャスティングも水面下で進んでいるようだ。マクブライドは具体的な名前こそ明かさなかったものの、「かなり面白い人たちが出演に向けて並んでいる」と発言。「先走りたくはないですが、かなり楽しいものになりそうです」と期待をにじませた。

なお、『G.I.ジョー』をめぐっては、2023年公開の『トランスフォーマー/ビースト覚醒』のラストでクロスオーバーが示唆され、その後、『トランスフォーマー』×『G.I.ジョー』実写クロスオーバー映画の企画が正式に進行。2024年には、クリス・ヘムズワースの出演交渉、さらに『ジュラシック・ワールド』のデレク・コノリーによる脚本参加が報じられていた

今回マクブライドが語った新作は、少なくとも現時点では、そのクロスオーバー映画とは別の企画とみられる。発言の内容は『トランスフォーマー』との接続には触れておらず、デューク、ジョーズ、コブラ、スプリングフィールドといった『G.I.ジョー』本来の要素に絞られているためだ。

『G.I.ジョー』映画としては、2009年の『G.I.ジョー』、2013年の『G.I.ジョー バック2リベンジ』に続き、2021年にはヘンリー・ゴールディング主演の『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』が公開された。しかし同作以降、スネークアイズを軸にした続編企画は大きな動きを見せていない。

シリーズ再始動に向けては、一時マックス・ランディス版とマクブライド版の複数企画が報じられていたが、その後ランディス版は進行しないことになり、マクブライド版が残っている状況とみられる。

Source:Happy Sad Confused

Writer

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有馬 ノア

洋画好きが高じて、海外エンタメを中心に執筆。ロサンゼルス在住経験を活かし、映画・ドラマのニュースやカルチャーにまつわる話題を追いかけています。趣味は古着と映画ポスター集め。

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