リドリー・スコット監督＆ホアキン・フェニックス『ナポレオン』壮大な予告編が公開

巨匠リドリー・スコット監督と『ジョーカー』ホアキン・フェニックスがタッグを組んだスペクタクル大作『ナポレオン』より、予告編映像と日本版ポスター、場面写真が届けられた。ナポレオンになりきった快演、壮大な合戦シーンを見よ。

『グラディエーター』『オデッセイ』リドリー・スコットが、長年魅了されてきたというナポレオンの物語に、ついに挑んだ。主人公ナポレオン役は、スコット監督と『グラディエーター』以来23年ぶりの再タッグとなったホアキン・フェニックス。アカデミー賞主演男優賞に輝いた『ジョーカー』で、不気味かつ悲哀たっぷりの演技を見せた。監督から「彼のようにナポレオンを演じられる俳優はいない」という全幅の信頼を受け、今度は常人ならざる英雄を体現した。

妻ジョゼフィーヌ役には、『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』のホワイト・ウィドウ役や『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』など次々と話題作に出演する、アカデミー賞ノミネート俳優ヴァネッサ・カービー。入念なリサーチに取り組み、「矛盾の塊」と自ら表現する複雑な人物像で新境地を切り拓いた。

脚本は『ゲティ家の身代金』でもスコット監督とタッグを組んだデヴィッド・スカルパ。多額の製作費を投じた本作では、イギリスやマルタ島でのロケを敢行し、総勢8000人のエキストラ、カメラ最大11台の同時撮影で歴史に残るシーンの数々を鮮烈に切り取った。

最新予告映像で描かれるのは、英雄の名をほしいままにしたナポレオンの姿。鬼気迫る形相でフランス軍を率いる指揮官としての雄姿、いまも語り継がれる運命の女、妻ジョゼフィーヌとの愛憎入り混じるプライベートな顔、歴史に残る冠を奪い、自ら頭上へと掲げる皇帝ナポレオン誕生の戴冠式での威圧的な演説の様子。遂にはフランス中が恐れ、誰も手がつけられない存在へとなってしまうひとりの男の生き様を映し出す。カメレオン俳優と呼ばれるホアキン・フェニックスならではの迫真の演技を堪能できる。

映画『ナポレオン』は2023年12月1日（金）、全国の映画館で公開。