「X-ファイル」モルダー&スカリー描く新シーズン、生みの親が構想中 ─ キャストにも計画伝える

「X-ファイル」の生みの親クリス・カーターは、モルダー&スカリーの物語を再び描く構想について、演じたデヴィッド・ドゥカヴニーとジリアン・アンダーソン本人にすでに伝えているという。もっとも、現時点でシーズン12の製作が正式決定したわけではない。
カーターがポッドキャスト番組「Seriously Obsessed」明かした。もしもシーズン12が実現した場合、ドゥカヴニーとアンダーソンにも参加を求めるのかと尋ねられると、カーターは次のように答えている。
「もちろんです。2人なしではできないし、やりたいとも思いません。」
さらにカーターは、ドゥカヴニーとアンダーソンには構想の一端をすでに伝えていると説明。2018年に「X-ファイル」シーズン11が終了した時点では、今後について2人に何も話していなかったが、その後、それぞれと個別に会い、自身が考えているプランを説明したという。現在、2人は少なくともカーターが「何を目指しているのか」を把握しているとのことだ。
ただし、ドゥカヴニーとアンダーソンが出演を承諾したという話ではない。カーター自身も2人を「とても忙しい人たち」としており、構想が「実現するかどうか、いつ実現するのか」は定まっていないことを強調している。
そもそもカーターにとって、「X-ファイル」の物語はまだ終わっていないようだ。2026年8月、米TV Insiderのインタビューでは、シーズン10〜11にまたがる「My Struggle」4部作について、より大きな物語へ進むための設計があったと説明。その続きを「新たなシリーズ、あるいはもう一本の『X-ファイル』映画」で語る機会を望んでいると明かしていた。
シーズン11最終話では、スカリーの妊娠が判明する大きな展開を残したままシリーズが終了した。カーターが今回、2018年の終了時に「何かがやり残された」と感じていたと振り返っているのも、この先に想定していた物語が存在するためだ。したがって「シーズン12」は現時点で正式な企画名というより、カーターが温めているモルダー&スカリーの続編構想を指すものと捉えるのが正確だろう。
一方、「X-ファイル」では現在、これとは別に『ブラックパンサー』シリーズや『罪人たち』のライアン・クーグラーによる新リブートが進められている。ヒメーシュ・パテルとダニエル・デッドワイラーがモルダー&スカリーとは異なる新たなFBI捜査官を演じ、パイロット版の撮影はすでに完了。カーターも製作総指揮に名を連ねているが、現時点でHuluから正式なシリーズ化は発表されていない。
ドゥカヴニーとアンダーソンは、このクーグラー版にも好意的な姿勢を示している。アンダーソンはパイロット版の脚本を「本当に素晴らしい」と評価し、ドゥカヴニーもクーグラーを「卓越した才能」と称えていた。もっとも、これはクーグラーによる新企画への評価であり、カーターが構想するシーズン12への出演を意味するものではない。
現段階で明らかなのは、カーターがモルダー&スカリーの物語に具体的な続きの構想を持ち、その内容をドゥカヴニーとアンダーソンにも直接共有しているというところまで。テレビシリーズとなるのか映画となるのかを含め、製作決定や出演契約、実現時期については明らかになっていない。
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Source:Seriously Obsessed, TV Insider


























