『スター・ウォーズ/スターファイター』製作費すでに2億2,650万ドル ─ 撮影終了時点で『フォースの覚醒』超え

ライアン・ゴズリング主演の新作映画『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』の製作費が、すでに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)などのシリーズ過去作を上回る高予算となっていることがわかった。米Forbesが報じている。
本作は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)から約5年後を舞台とする、「スカイウォーカー・サーガ」から独立した完全新作だ。銀河の片隅で生きてきたならず者が、謎めいた過去と対峙し、銀河を横断する冒険へ挑む物語だという。主演はライアン・ゴズリング、監督は『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)のショーン・レヴィ。監督は『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)のショーン・レヴィが務めている。
撮影は2025年12月に終了済み。イギリスでの製作を担う、ディズニー傘下のBlue Mist Productionsの財務諸表によると、本作は撮影終了から約1か月後の2026年1月31日までで、製作費2億2,650万ドル(1億6,490万ポンド)が投じられているという。
過去作の場合、『フォースの覚醒』では撮影終了12日後までに2億300万ドル(1億4,760万ポンド)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)は3週間後までに2億2,300万ドル(1億6,230万ポンド)を支出。『スカイウォーカーの夜明け』はさらに高額で、約1か月後までに3億8,700万ドル(2億8,160万ポンド)を費やしていた。
もっとも、ディズニーの実質的な負担はこれよりも小さい。イギリスには映像製作費に対して実効最大25.5%を還付する税制優遇制度があり、『スターファイター』では5,150万ドルの還付を受けているため、実質支出は1億7,500万ドルだ。
イギリスで撮影されるハリウッド映画では、税制優遇を受けるために作品ごとの製作会社が設立され、その財務諸表から製作費を把握できる。『スターファイター』はイタリアのサルデーニャ島でも撮影が実施されているが、イタリアにも同じく経費の還付制度があり、これらの優遇措置を活用して製作費の負担を抑える戦略が取られている。
しかしながら課題は、『スター・ウォーズ』映画の興行が苦戦続きであることだ。Forbesの推定によると、ディズニーが劇場興行で得た利益は、『フォースの覚醒』の5億ドルから『スカイウォーカーの夜明け』では5,000万ドル未満に減少。『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(2026)は世界興収3億4,560万ドルにとどまった。グッズやアトラクションなど、劇場公開以外の価値も見込んでいる『スター・ウォーズ』だが、『スターファイター』は完全新作であり、過去作ほどの波及効果があるかどうかは未知数だ。
なお、『スターファイター』は2027年5月の公開に向けてポストプロダクション(撮影後作業)が進められており、製作費は今後さらに増加する見通し。イギリスではVFX作業にも税制優遇が設けられているため、追加支出とともに還付額も増える可能性があるが、いずれにしても相当の大作であること、ひるがえって言えば、ディズニーの“勝負作”であることは確かだろう。
映画『スター・ウォーズ/スターファイター』は2027年5月28日、日米同時公開。
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Source: Forbes


























