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『ザ・バットマン』ジェームズ・ゴードンは「圧倒されている」 ─ ジェフリー・ライト単独インタビュー

ザ・バットマン
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

──あなたは今作でのゴッサム・シティについて、まるで一つのキャラクターのようだと話されていましたね。具体的にどのようなことでしょうか?

ゴッサムは色々な意味で、危機にある街です。この街は絶望的で、行く先は二つに一つ。健全か、失落かです。マットが作りたかったゴッサムはそういう場所です。今まさに分岐点にある街です。だからこそ、現代に通じるところがたくさんあると思います。不安定さがあり、脆さがあり、そこは今の現実の世界にも通じている。

とは言え、映像で観ると美しいですよ(笑)。マットやグリーグ・フレイザー(撮影監督)が光と影を駆使してトーンを作り上げていて、ゴッサムの“ゴス”がよく表されています。それはまるで、豊かでディープでムーディーなグラフィック・ノベルのように響く。すごくムーディーで陰鬱な、それでいて温もりのあるトーンです。非常に美麗で、美術のジェームズ・チンランドによるデザインも、未だかつて見たことのないゴッサムを作り上げています。全く新しいゴッサムです。我々の仕事の大部分は、カメラの後ろのアーティストたちが作り上げたトーンのおかげで成り立っているのです。

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

──『ザ・バットマン』からは現在2本のスピンオフシリーズが企画中で、うち1本はゴッサム・シティが題材になるそうです。ゴードンもそこに関わってくるのではないかと推測しているのですが、今言えることはありますか?

そうですね。今お話しできるのは……まだ映画も公開されていないのに、もうスピンオフの話が出てきているということ(笑)。だから私は映画の方に集中させてもらいますよ。確かに可能性はたくさんありますが、今は復讐のバットマン映画をようやくやり遂げたわけですからね。

DC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は2022年3月11日(金)に全国公開。

ザ・バットマン
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューさせていただきました。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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