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ケヴィン・ベーコン「僕自身、何かが爆発するだけでは、もう驚きません」 ─ 『トキシック・アベンジャー』で悪役演じる

クレイフェイス
TM & © 2025 Legendary. All Rights Reserved.

1984年のカルト映画『悪魔の毒々モンスター』をハリウッドでリブートした『トキシック・アベンジャー』より、悪役を演じるケヴィン・ベーコンのインタビュー映像が公開された。ヒーロー映画に求めるものから、独創的な脚本の魅力、役作りの裏側までを語っている。

本作は、有毒廃棄物の水槽に投げ込まれた清掃員ウィンストン(ピーター・ディンクレイジ)が、醜い風貌と超人的なパワーを持つミュータント「トキシック・アベンジャー」として復活し、街にはびこる悪党たちに立ち向かう物語。ベーコンが演じるのは、街を牛耳り、暴力と環境汚染をもたらす巨大製薬企業BTHのCEO、ボブ・ガービンジャーだ。

監督・脚本を務めるのは、『ブルー・リベンジ』(2013)などに出演し、『オッペンハイマー』(2023)にも俳優として参加したメイコン・ブレア。ベーコンは「監督の脚本は、笑えて、独創的です。本作に新鮮な視点を持ち込んでいますが、単に“現代化”したわけではありません」と絶賛する。

『クレイフェイス』アート制作取材

「不遜なユーモアと、ヒーロー映画の普遍的な物語を組み合わせた、新しい入口を作っています。トキシック・アベンジャーは古典的なアンチヒーローです」。

ベーコンが特に評価するのは、ジャンル映画の娯楽性と社会的なテーマの融合だ。「スーパーヒーロー、ホラー、コメディ、ロマンスなど、観客が昔から反応してきた要素を使いながら、そこへ社会的な視点を持ち込む余地があります。本作の場合は環境問題です。監督はそうした要素を、非常に巧妙かつ破壊的な形で脚本へ織り込んでいます」。

さらにベーコンは、現代の映画において、派手なスペクタクルだけでは観客を惹きつけられないと指摘する。

「映画の中で世界を千回破壊しても、観客は居眠りしてしまうかもしれません。もう何でもできると知っていますからね。だからこそ、『そこに本当に素晴らしい物語があるのか』『登場人物は興味深く、見続ける価値があるのか』へ立ち返る必要があります」。

続けて、「僕自身、何かが爆発するだけでは、もう驚きません」と語るベーコン。「俳優が予想外の面白いことをしている、映画に社会的な批評がある、思いがけないユーモアがある。そういうときに初めて、『この旅は楽しい』と感じます。本作には、そういう映画になる可能性があります」と期待を寄せた。

クレイフェイス
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また、自身が演じるボブ・ガービンジャーについては、外見よりも先に人物の内面を作り込んだという。「監督とは、まず人物の内面から話し始めました。過去、世界の見方、人間関係、家族、エゴ、ナルシシズム。まず内的な部分について確認してから、外見などを詰めていきました」と、そのアプローチを明かしている。

本作にはベーコンとディンクレイジのほか、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッド、『ルーム』(2015)のジェイコブ・トレンブレイ、『Zola ゾラ』(2020)のテイラー・ペイジらが出演。製作には『ダークナイト』シリーズなどのレジェンダリー・ピクチャーズに加え、オリジナル版の生みの親であるロイド・カウフマンも参加している。

映画『トキシック・アベンジャー』は、2026年11月13日(金)より全国公開。R15+指定、無修正版での日本公開となる。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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