何をどうしたらイライジャ・ウッドがこうなるのか ─ 『ロード・オブ・ザ・リング』フロド役が『トキシック・アベンジャー』で激ヤバ変貌

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのフロド役で知られるイライジャ・ウッドが、見るも恐ろしい怪人に変貌。カルト映画『悪魔の毒々モンスター』(1984)のハリウッドリブート版『トキシック・アベンジャー』より、ウッドの特殊メイクの裏側に迫るメイキング映像が公開された。
本作は、有毒廃棄物を浴びて醜いミュータントとなった男が、腐敗した権力に立ち向かう異色のモンスターヒーロー映画。『ゲーム・オブ・スローンズ』のピーター・ディンクレイジが主人公ウィンストンを演じ、ケヴィン・ベーコン、イライジャ・ウッド、ジェイコブ・トレンブレイ、テイラー・ペイジらが共演する。

ウッドが演じるのは、ケヴィン・ベーコン扮する悪徳企業のCEO、ボブ・ガービンジャーの弟フリッツ・ガービンジャー。兄の悪事に加担する不気味な人物で、青白い肌に薄くなった頭髪、背中を丸めて杖をつく姿は、かつてのフロドとは似ても似つかない。どこか『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムを彷彿とさせる風貌だが、ウッドならではの大きな青い瞳は健在だ。
今回公開されたメイキング映像では、ウッドが特殊メイクを施されていく過程や、フリッツに扮した撮影現場の様子を紹介。主人公のトキシック・アベンジャーや、ジェイコブ・トレンブレイとの共演シーンも収められている。
本作についてウッドは、「愛されている既存作品をリメイク、あるいは再解釈するときは、自分自身の視点で作らなければなりません。自分のものにする必要がある。過剰に崇拝してはいけません」とコメント。「完全に独立した一つの作品として語らなければ、間違いになると思います。メイコン監督は、まさにそれを実現しました」と語り、メイコン・ブレア監督による大胆な再解釈を称賛した。
意外にも、ウッドは本作の脚本を読むまでオリジナル版を観たことがなかったという。「脚本を読んでから映画を観たことで、メイコン監督が成し遂げたことをさらに深く理解できました」と振り返り、「物語と登場人物の中心には本物の心がありますが、それと同時に完全に狂っていて、不条理で、とても楽しい」と、その魅力を熱弁している。
監督・脚本を務めたのは、『ブルー・リベンジ』(2013)への出演や『この世に私の居場所なんてない』(2017)の監督で知られるメイコン・ブレア。製作には『ダークナイト』シリーズなどのレジェンダリー・ピクチャーズが参加し、オリジナル版を生み出したロイド・カウフマンも名を連ねている。
物語の舞台は、巨大製薬企業BTHに支配された街セント・ロマ。義理の息子と二人で暮らす気弱な清掃員ウィンストン(ディンクレイジ)は、ギャングに襲われて有毒廃棄物の水槽に投げ込まれてしまう。しかし、醜悪な姿と超人的な力を持つ「トキシック・アベンジャー」として復活。街の悪党を一掃するヒーローとなり、BTHのCEOボブ(ベーコン)らに戦いを挑む。
映画『トキシック・アベンジャー』は2026年11月13日(金)より全国公開。R15+指定、無修正版での日本公開となる。
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