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『ザ・バットマン2』撮影再開、スティーヴン・ソダーバーグ監督が代打起用 ─ マット・リーヴス監督も降板せず、本撮影後に再合流へ

ザ・バットマン
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DC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)の続編『ザ・バットマン2(原題:The Batman Part II)』に、製作を一時離脱しているマット・リーヴス監督のため、『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督がピンチヒッターとして起用されたことがわかった。本撮影の完了まで、リーヴスと連携しながら作業にあたるという。

『ザ・バットマン2』は2026年6月中旬にイギリスにて撮影が開始されたが、10月5日(米国時間)、リーヴスが家族の問題に対応するために現場を離れ、一時的に撮影を中断していた。

米Deadlineなどによると、以前からリーヴスの作品を評価していたソダーバーグは、本作の撮影完了をサポートすることを申し出たとのこと。今後はリーヴスがロサンゼルスから指揮を出し、ソダーバーグがロンドンでの撮影を進行する計画で、その後、ロサンゼルスでのポストプロダクション(撮影後作業)にはリーヴス自身が直接的に関与するという。

スティーヴン・ソダーバーグ
スティーヴン・ソダーバーグ Photo by nicolas genin https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Steven_Soderbergh_at_the_66th_Mostra.jpg Remixed by THE RIVER

10月15日(現地時間)、DCスタジオは、ソダーバーグが「本撮影の最後の数週間」をサポートするために参加することを発表。「マットとスティーヴンは、マットのビジョンを形にするため、キャストとスタッフと密に連携していく」との声明を公開した。

ソダーバーグもコメントを発表。前作『THE BATMAN-ザ・バットマン-』を「明確な意図とこだわりのある、非常に一貫した素晴らしい映画」と称えつつ、登板の目的は「マットや彼のチームと協力しながら、撮影済みの映像と違和感なくつながる映像を撮影し、マットが自らの映画をきちんと完成させられるようにすること」だと綴った。

一時離脱中のリーヴスも、Xにて「『ザ・バットマン2』を降板するわけではありません」と強調。「この困難な時期に、本撮影を完了すべく駆けつけてくださるスティーブンに心から感謝いたします。皆さん、温かいお気遣いと励ましをありがとうございます」と投稿した。

撮影現場に代打で登板するソダーバーグは、『オーシャンズ11』『マジック・マイク』シリーズをはじめ、『ブラックバッグ』(2025)や『ローガン・ラッキー』(2017)『コンテイジョン』(2011)『トラフィック』(2000)など多岐にわたる作風で知られる名匠。既存のフランチャイズ作品に携わるのは『オーシャンズ11』シリーズ以来だから、まさに異例の登板だ。なお、完成した映画にどのようにクレジットされるかは不明。

『ザ・バットマン2』は、これまでの3か月半で全体の約3分の2を撮り終えているとのこと。今後は2か月ほどで本撮影を終了し、ポストプロダクションに移るものとみられる。スケジュールへの影響は不明だが、撮影中断の発表時には「公開日への影響に言及するのは時期尚早」と伝えられていた。

出演者はバットマン/ブルース・ウェイン役を演じるロバート・パティンソンのほか、ジェームズ・ゴードン役でジェフリー・ライト、アルフレッド・ペニーワース役でアンディ・サーキス、ペンギン/オズワルド・“オズ”・コブルポット役でコリン・ファレルが続投。新キャストとして、セバスチャン・スタン、スカーレット・ヨハンソン、チャールズ・ダンス、ブライアン・タイリー・ヘンリーらが加わった。

映画『ザ・バットマン2(原題:The Batman: Part II)』は、2028年2月18日に全米公開予定。

Source: Deadline, The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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