この記事には、映画『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』のネタバレが含まれています。すでに作品を鑑賞された方向けの内容となりますのでご注意下さい。なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。

フィンがレイに言おうとしていたこと

『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』序盤、フィンとポー・ダメロンはレイと合流し、砂漠の惑星パサーナへと向かった。輸送スキマーでオチの宇宙船の残骸に向かっている所、ファースト・オーダーの追手がやってくる。空を飛ぶジェット・トルーパーに手こずりながら、何とか撃退したかと思った矢先、一難去ってまた一難。一同は流砂に呑み込まれてしまう。

死も覚悟したその瞬間、フィンがレイに「今まで言えなかったが──」と何かを言いかけるが、最後まで言い切らぬうちに砂漠に呑まれて落下。地下では「後で言う」と流される。

その後、フィンとポーがファースト・オーダーに捕らえられ、処刑のピンチを迎える場面でもポーに尋ねられるが、ここでも別の急展開が起こるために真相は語られない。結局、フィンが何を伝えたかったのかは、『スカイウォーカーの夜明け』劇中で明かされることはなかった。

実際のところ、フィンはレイに何を言おうとしていたのだろうか。J・J・エイブラムスが登壇した本作のQ&Aセッション付き上映会に参加したファンからの証言を頼りにするなら、フィンは自分がフォース感応者であることを打ち明けようとしていたという。

I had the privilege of attending the Academy screening of #TheRiseOfSkywalker today and J.J. confirmed that what Finn wanted to tell Rey was that he’s force sensitive! pic.twitter.com/hxuDHhwL6N

— kaila ren (@ar1aster) 2019年12月21日

ただしこの情報に関しては、続きがある。この報告をツイートした@ar1asterが後ほど改めたところによれば、フィンの発言意図を明かしたのは、写真にあるQ&Aセッションの最中ではなく、イベント終了後にファンと話す場であったという。

おそらくその場に居合わせた別の参加者からの証言によれば、J・Jはとあるファンにこの件について尋ねられ、「君はどう思う？」と返した後、フォース感応者と伝えようとしていた、と明かしたとのこと。ただし、この時J・Jは「人によって別の意味になる」といった言い回しで答えたというから、フォース感応者という答えは絶対ではないようだ。つまり、最終的にはご想像にお任せします、ということだろう。

ジョン・ボイエガの証言と大喜利

この謎については、フィン役のジョン・ボイエガから重要なヒントも提示されている。

No… Finn wasn’t going to say I love you before sinking!

— John Boyega (@JohnBoyega) 2019年12月23日

「いや…沈む前のフィンは“君が好きなんだ”って言おうとしてたんじゃないよ！」

このツイートに対して、ファンから「自分がフォース感応者であるという告白は、死ぬ前にレイにするべきことだったのか」との指摘が入っているが、ジョンは「議論するつもりで言ったんじゃなくて、事実を言っただけ。（脚本は）僕が書いたわけじゃないし」と返している。

なお、ジョンのこのツイートへのリプライは、もはや“フィンが何を言おうとしていたのか大喜利”状態に。ほとんどが「ポーが好きなんだ」のフィンポー推し一色の中、ジョンが「間違いない」と取り上げたのが、「俺、沈んでるんだ」の回答。続けて、「それな」と取り上げたのがこちらのツイートである。

“Rey, I’m Batman!” pic.twitter.com/d8oxzfdMT4

— David Brown (@RedDiamondO89) 2019年12月23日

映画『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日（金）より公開中。