「ウエストワールド」シーズン2に菊地凛子出演へ ─ 江戸時代の日本を再現した”将軍ワールド”芸者アカネ役で

人工知能（AI）と人間の戦いを描く人気SFドラマ「ウエストワールド」のシーズン2より、『パシフィック・リム』シリーズの菊地凛子が出演することが分かった。菊池は封建時代の日本を再現したテーマパーク”将軍ワールド”の芸者”AKANE”を演じるとのこと。新たに公開された米国版予告編にて菊地の芸者姿を見ることができる。なお将軍ワールドは、シーズン1の最終話においてもちらりとその存在が示唆されていた。

「ウエストワールド」は、製作総指揮を『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』（2015）のJ・J・エイブラムスが、監督・脚本・ショーランナーを『インターステラー』（2014）のジョナサン・ノーランが務める超大作ドラマ。”ホスト”と呼ばれる人間そっくりなアンドロイドが来園者をもてなすテーマパーク「ウエストワールド」では、来園者は自らの欲望のままに行動することができ、ホストへの反道徳的な行為も許される。毎日記憶がリセットされ、自我を持たなかったはずのホストがある日反乱を起こす……という物語だ。

シーズン2のストーリー詳細は明らかになっていないものの、予告編映像を見る限りでは再びホストと人間の戦いが繰り広げられるようだ。不気味な世界観が表現されたキービジュアルとともに解禁された予告編では、シーズン1どころか映画を超える壮大なスケール感で、今、社会的・経済的に最も熱いテーマである人工知能（AI）と人間の対決らしき映像が過激な描写で描かれており、 ファンはますます期待を抱かざるを得ない内容になっている。バックに流れる音楽は90年代に一世を風靡したロックバ ンド ニルヴァーナの“ハートシェイプト・ボックス”のオーケストラバージョンであり、その世界観となにかしらのシンクロがあるのかも気になるところだ。

ジョナサン・ノーラン、そしてノーランと共に製作に携わったリサ・ジョイは、西部開拓時代を再現したウエストワールドの他、シーズン2ではローマ帝国や中世世界を再現したテーマパークが登場する可能性があることを示唆していた。「ウエストワールド」の世界はまだまだ広がりを見せそうだ。

ドラマ「ウエストワールド」シーズン2は、2018年5月24日（木）よりBS10 スターチャンネルにて日本独占最速放送。日本からは菊地凛子に加え、真田広之も出演が決定している。

スターチャンネル 公式サイト：http://www.star-ch.jp/

（文：まだい）

Source: EW, Deadline