『ズートピア』新アトラクションで子どもが轢かれる事故、上海ディズニーランド ─ 一時稼働中止、現在は再開済み

中国の上海ディズニーランドにて、映画『ズートピア』（2016）をテーマとしたアトラクション「Zootopia: Hot Pursuit」のライドに子どもが轢かれ、一時運転中止となっていたことが分かった。現在は運転を再開していることを上海ディズニーリゾートのWeibo公式アカウントがアナウンスしている。

「Zootopia: Hot Pursuit」は、ズートピア警察署の新人警官として、うさぎのジュディやキツネのニックとともに『ズートピア』の世界観を味わえるアトラクションとして、2023年12月20日より稼働が始まった。モーションシミュレーターを駆使した世界の中で、ベルウェザー副市長やガゼルを追いかけ、寒帯のツンドラタウンや砂漠のサハラスクエア、ジャングルのレインフォレスト地区などを駆け巡る。劇中のような白熱したカーチェイスも楽しめるという、レールがない無軌道タイプの乗り物だ。

米Deadlineによると、稼働開始から間もない12月24日、子どもが「Hot Pursuit」のライドに轢かれて下敷きになるやいなや、その様子がソーシャルメディアに拡散される騒ぎとなっていた。子どもは乗り物を下車して、地面に落としてしまったもの（Xユーザーによるとヘアバンド）を拾おうとしたタイミングで、後方から来たライドに轢かれた模様。Entertainment Weeklyは、横たわった子どもは頭部の左側から流血していたとも報じている。

上海ディズニーリゾートは現地時間12月24日22時10分に「『Zootopia: Hot Pursuit』は追ってお知らせするまで、一時的に運転を見合わせております。飲食スペースや施設、物販を含むズートピアに関するその他のオファー、エンターテインメントは通常通り、運営を続けております」とWeiboにて声明を発表した。。

その後、12月25日9時36分に「『Zootopia: Hot Pursuit』は今朝より運営を再開いたします。アトラクションを体験する際は、リゾートの運営規則に従ってください。なお、運営初期段階においては、『ズートピア：ホット・パースート』が随時中断または一時停止される可能性があることが予想されます。閉鎖が発生した場合、来場者は現場のキャストやスタッフの指示に従ってください」と最新情報を報告している。

Source:Deadline,Shanghai Disney Resort,X,Entertainment Weekly