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『28日後…』続編『28年後』配給権をソニー・ピクチャーズが獲得 ─ キリアン・マーフィーがエグゼクティブプロデューサーに

28日後
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人間を凶暴化させるウイルスが蔓延するロンドンを舞台に、生き残った人々のサバイバルを描いた『28日後…』(2002)の続編企画『28 Years Later(28年後)』の配給権をソニー・ピクチャーズが獲得した。また、第1作で主演を務めたキリアン・マーフィーがエグゼクティブプロデューサーを務めることをThe Hollywood Reporterなど複数メディアが報じている。

ダニー・ボイル監督、アレックス・ガーランド脚本による『28日後…』は、800万ドルと低予算ながらも全世界興行収入は8,200万ドル以上を記録し、主人公ジムを演じたキリアン・マーフィーの出世作としても知られている。2007年には続編『28週後…』が製作され、マーフィーに代わってロバート・カーライルが主演を務めたが、ボイルは製作総指揮として、ガーランドは引き続き脚本を担当した。

この度の続編企画が報じられたのは2024年1月のこと。新たな3部作を進行するにあたってボイルとガーランドが再タッグを組み、ほどなくしてスタジオや配信会社に向けて売り出される予定であることや、かねてからガーランドが執筆していた「28 Months Later(28月後)」から『28 Years Later』にシフトされた旨が明らかになっていた。スタジオ間での争奪戦については、ワーナー・ブラザースとソニー・ピクチャーズの2社間で最終的に協議された模様だ。

また、第1作『28日後…』にて主人公を務めたマーフィーがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加することが決定。本企画が本格的に始動する以前、2022年にはマーフィー自身が「20年経った経った今も説得力のある作品ですし、3作目のアイデアはとても魅力的です」とコメントしている。まだまだ希望的観測には留まるものの、エグゼクティブプロデューサーとしての関与は、再演を意味するものではないかという見立ても大いにあるだろう。今後の行方を注視したい。

マーフィーは主演作『オッペンハイマー』(2023)がついに2024年3月29日に日本公開を迎える。ゴールデングローブ賞主演男優賞ほか、アカデミー賞主演男優賞にもノミネート済だ。ベン・アフレック&マット・デイモン製作による最新主演作『Small Things like These(原題)』はベルリン国際映画祭(2024年2月15日-25日開催予定)でのプレミア上映が決定しており、こちらも大きく注目を集めている。

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Source:The Hollywood Reporter

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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