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ドラマ「ブレードランナー 2099」新予告編が公開 ─ レプリカントを治療?「『人間よりも人間らしく』なんて、スローガンじゃない」

https://www.youtube.com/watch?v=AwK5KxoJsvk

SF映画の金字塔『ブレードランナー』シリーズ初の実写ドラマ「ブレードランナー 2099」より、新たな予告編が公開された。28人のレプリカントが失踪する事件や、彼らを救う「治療法」の存在など、物語の核心に迫る新情報が明らかになっている。

2026年10月10日(現地時間)、米ニューヨーク・コミコンのパネルイベントでPrime Videoが発表した。ミシェル・ヨー、ハンター・シェイファーら主要キャストも登壇した。

物語の舞台は、『ブレードランナー 2049』(2017)から50年後のロサンゼルス。人間とレプリカントの戦争はレプリカント側の勝利に終わり、かつて人間に支配されていた人造人間たちが都市の実権を握っている。

新予告では、ミシェル・ヨー演じるレプリカントのブレードランナー、オルウェンが、過去1年間に女性10人、男性18人、計28人のレプリカントが失踪したことを明かす。さらに、「彼はすべてのレプリカントの治療法を知っている」との意味深な台詞も登場。この謎の人物が何者なのか、治療法が何を意味するのかは明かされていない。

オルウェン自身も余命数日という運命に直面している。第1作『ブレードランナー』(1982)では、ルトガー・ハウアー演じるレプリカントのロイ・バッティが、あらかじめ定められた寿命に抗い、さらなる生を求めていた。2099年、人間を支配する立場となったレプリカントたちもなお、死という宿命から逃れられずにいるのだ。

予告には、「『人間よりも人間らしく』なんて、スローガンじゃない。足かせだ」という台詞も登場する。「人間よりも人間らしく(More Human Than Human)」とは、第1作でレプリカントを製造していたタイレル社のモットー。人間を超えた存在となりながらも、創造主に与えられた制約に縛られるレプリカントの矛盾が浮かび上がる。

もう一人の主人公は、ハンター・シェイファー演じる人間の逃亡者コーラ。彼女は身分を偽ってブレードランナーとなり、オルウェンとコンビを組んで、都市の存続を脅かす重大な秘密を握った逃亡者を追う。7月に解禁された初予告編でも示されていたように、かつてレプリカントを追跡・処分する役割だったブレードランナーの立場そのものが、2099年には逆転している。

米AIPTによれば、ショーランナーのシルカ・ルイーザはコミコンの壇上で、シリーズが描くテーマについても説明した。第1作ではロイ・バッティらレプリカントが「もっと長く生きたい」と願う、個人の死の問題が描かれた。一方、本作では同じ問いを人類全体に拡張し、ひとつの種として終わりを迎えるとき、人間はそれを受け入れられるのかを描くという。

今や支配者となったレプリカントが生き延びる方法を探す一方、支配者の座を奪われた人類は種としての終わりに直面している。オリジナル版から続く「人間とは何か」という問いが、人間とレプリカントの立場を逆転させることで、さらに大きなスケールへと発展する。

出演者にはヨーとシェイファーのほか、ディミトリ・アボルド、ルイス・グリベン、マシュー・ニーダム、トム・バーク、シーラ・アティムらが名を連ねる。脚本・ショーランナーは「シャイニング・ガール」のシルカ・ルイーザ。第1話・第2話の監督は「SHOGUN 将軍」のジョナサン・ヴァン・タルケンが務め、オリジナル版のリドリー・スコットも製作総指揮に名を連ねる。

Prime Originalドラマ「ブレードランナー 2099」は、2026年11月25日よりPrime Videoにて全8話一挙独占配信。

Source:Prime Video, Prime Video(YouTube), AIPT

Writer

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有馬 ノア

洋画好きが高じて、海外エンタメを中心に執筆。ロサンゼルス在住経験を活かし、映画・ドラマのニュースやカルチャーにまつわる話題を追いかけています。趣味は古着と映画ポスター集め。

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