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「驚くほど骨太」『クレイフェイス』Rotten Tomatoesスコア発表 ─ 「『サブスタンス』以来屈指の気持ち悪ボディホラー」「アメコミ映画の刺激的な解毒剤」

クレイフェイス
© DC Studios. All Rights Reserved.

DCスタジオによる異色のホラー映画『クレイフェイス』の批評家スコアが、米レビューサイトRotten Tomatoesで発表された。

https://www.rottentomatoes.com/m/clayface

本記事時点で84件のレビューが集まり、批評家スコアは75%の「フレッシュ」評価。新DCユニバース(DCU)の映画作品では、『スーパーマン』(2025)の83%には及ばないものの、『スーパーガール』(2026)の52%を大きく上回るスタートとなった。今後レビューの追加によってスコアが変動する可能性はある。

『クレイフェイス』は、バットマンの宿敵として知られる変幻自在のヴィランを主人公に据えた本格ボディホラー。若きスター俳優マット・ヘーゲン(トム・リス・ハリス)が、ある事件によって顔とキャリアを失い、科学者ケイトリン・コー博士(ナオミ・アッキー)の治療を受けたことから、恐ろしい怪物へと変貌していく姿を描く。

批評家からは、従来のコミック映画とは一線を画す本格的なボディホラー描写や、悲劇的なヴィランの誕生譚に称賛が寄せられている。なかには「ここ数年で最高のDC映画」と絶賛する声もある。

「スタイリッシュな犯罪ドラマであり、『サブスタンス』以来でも屈指の気持ち悪いボディホラーだ。ここ数年で最高のDC映画」(Time Out)「予想をはるかに上回る出来栄え。悪役の誕生譚として、これまででも最高傑作のひとつ。トム・リス・ハリスの主演も素晴らしい」(Heaven of Horror)「現代の型にはまったコミック映画に対する刺激的な解毒剤。コミック映画はこんなにも気持ち悪く、残虐で、悪夢のようなものにもなれる」(Daily Dead)

「ワトキンス監督は、従来のスーパーヒーロー映画とは異なる、より個人的な物語を作り上げた。主人公が新たな力、復讐への衝動、孤独への恐怖に葛藤する姿は、驚くほど感動的だ」(Houston Chronicle)「トム・リス・ハリスの演技はスター誕生を予感させるもの。悲痛で、狂気に満ち、暴力的で、ユーモラスで、恐ろしくもある。後半は驚くほど創造的で、変身能力を存分に生かした最高に楽しい映画へと進化する」(Nerdist)「単独作品としても驚くほど骨太で、引き込まれるホラー・スリラー。ゴッサム・シティにはコミックで描かれてきた邪悪な空気が満ちている。新たなバットマンの登場に向けた布石としても見事な一作だ」(Slant Magazine)

コミック映画の枠を超えたホラー映画としての完成度だけでなく、主人公の悲劇性を丁寧に描いた人物ドラマとしても評価を集めた。特に主演のトム・リス・ハリスには、作品に否定的な批評家からも称賛が寄せられている。

「トム・リス・ハリスの傑出した演技に支えられ、DCUに新たな命を吹き込む。スタイリッシュで魅力的な挑戦だ」(TechRadar)「ハリスは複雑な感情を見事に表現し、肉体的にも過酷な演技を披露している」(ComicBook.com)「ハリスはDCスタジオにとって素晴らしい発掘だ。才能にあふれた俳優で、ぎこちないセリフにさえ説得力を持たせている」(ComicBookMovie.com)

本作については先ごろ、海外での先行上映を受けて「『ジョーカー』と『サブスタンス』がゴッサムで出会ったような映画」「今年最高のホラー映画のひとつ」といった絶賛の声が相次いでいた。正式な批評家レビューでもその好評はおおむね維持され、DCUのジャンル拡大を支持する評価につながっている。

監督は『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』(2024)のジェームズ・ワトキンス、脚本は『ドクター・スリープ』(2019)のマイク・フラナガンと『ドライヴ』(2011)のホセイン・アミニが担当。製作には『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のマット・リーヴスらが参加している。

映画『クレイフェイス』は2026年10月23日に米国公開、10月30日(金)に日本全国公開。

Source:Rotten Tomatoes

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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