「ブレイキング・バッド」父ウォルター役、息子役の死を追悼「彼が自ら命を絶ったと聞き、胸が張り裂ける思い」「一体なぜなんだ?」

海外ドラマ「ブレイキング・バッド」でウォルター・Jr.役を演じたRJ・ミッテの死去を受け、作中で父子を演じたウォルター・ホワイト役のブライアン・クランストンが長文の追悼コメントを発表した。
ミッテは現地時間2026年10月12日、米テキサス州ブラウンズビルで亡くなった。34歳だった。死因は自殺とされている。
人気ドラマ「ブレイキング・バッド」(2008-2013)では、自身と同じ脳性まひを抱えるウォルター・Jr役を熱演したミッテ。同作での知名度向上をきっかけに、障がいへの理解促進や社会的包摂を推進する活動にも取り組んでいた。
「ブレイキング・バッド」全5シーズンでミッテと父子を演じたクランストンは、自身のInstagramに「今夜この文章を書きながら、私は深い絶望に打ちひしがれています。『ブレイキング・バッド』で私の愛しい息子役を演じていたRJ・ミッテが亡くなりました」と投稿。出会った当時の思い出や俳優としての成長を、次のように振り返った。
「出会いは、彼がまだ14歳で、ウォルター・ホワイト・Jr役に抜擢された時でした。彼が大きな喜びと情熱を込めて演じてくれた役です。生まれつき脳性まひを抱えていましたが、彼は決して、絶対に、その困難を何かの言い訳にすることはありませんでした。厳しい撮影スケジュールにも、強い決意を持って真正面から取り組んでいました。
作中の両親(アンナ・ガンと私)の助言にはいつも耳を傾けていましたが、やはり十代の若者らしく、時々いたずら心でその助言を無視し、痛い目を見て学ぶこともありました……大ヒットドラマのスターの一人とはいえ、まだ子どもだったのです。
2007年2月にパイロット版の撮影を始めた頃、あの子の演技はかなり未熟でしたが、少しずつ、本当に素晴らしい俳優へと成長していく姿を、私たちは見守ってきました。番組での経験を生かし、彼は障がいのある表現者たちを熱心に擁護し、障がい者コミュニティへの支援に焦点を当てた慈善団体の代表も務めました。その可能性や将来性のすべてが失われたことは、あまりにも大きな損失です。」
さらに、ミッテと交わした最後のやり取りにも触れ、悲痛な思いをつづった。
「彼が自ら命を絶ったと聞き、とりわけ胸が張り裂ける思いでいます。一体なぜなんだ?
ほんの数週間前に、私たちはメッセージをやり取りして、いつランチに行こうか話し合っていました。そのランチが実現すれば、彼の未来が変わっていたのかどうかは分かりません……。
ただ、私が彼を愛していたこと、そして『ブレイキング・バッド』の撮影期間や、そのスポットライトが薄れた後も、彼と一緒に過ごせた日々を心から楽しんでいたことは確かです……
息子よ、寂しくなるよ。」
訃報が発表された直後には、ジェシー・ピンクマン役のアーロン・ポール、ハンク・シュレイダー役のディーン・ノリスが追悼コメントを発表。ソウル・グッドマン役のボブ・オデンカークも「自身の経験を語り、他者を助けるために時間を惜しまなかった善良な人」「彼に会う時はいつも、前向きな姿勢で世の中と向き合い、人との繋がりを強く求めていた」「ただただ、本当に悲しい」と米Peopleに声明を出している。
このほか、ガス・フリング役のジャンカルロ・エスポジート、サラマンカの双子を演じたダニエル&ルイス・モンカダ、バッジャー役のマット・ジョーンズ、スキニー・ピート役のチャールズ・ベイカーらもSNS上で追悼している。
こころの健康相談統一ダイヤル
0570-064-556
Source:People


























