『ドクター・ドリトル』ロバート・ダウニー・Jr.、『ボラプ』ラミ・マレックと初共演 ─ ゴリラのチーチー、特別映像が公開

2020年6月19日（金）公開、ロバート・ダウニー・Jr.主演『ドクター・ドリトル』より、『ボヘミアン・ラプソディ』（2018）のラミ・マレック演じるゴリラ・チーチーの特別映像が公開された。ロバートとラミはプライベートで親交があるものの、共演は今回が初めてとなる。

ロバート演じる“動物と会話ができる名医”ドリトル先生は、病に倒れた若き女王を治すべく、唯一の治療法を求めて、伝説の島へと冒険の旅に出発する。ラミ演じるゴリラのチーチーは、ともに旅に出る仲間たちの一員だ。もっとも、ゴリラといえば本来は賢くて強い生き物ながら、チーチーは狩猟に怯えて過呼吸を起こしたり、驚いたときには子供相手でも悲鳴をあげてしまう内気で臆病な性格の持ち主。ドリトル先生と生活しながら、自信と勇気を持つためのカウンセリングを受けている。

チーチー役のラミ・マレックは、『ボヘミアン・ラプソディ』のフレディ・マーキュリー役でアカデミー賞主演男優賞に輝き、今後は『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』も控えるなど、さらなる飛躍が注目される俳優のひとり。今回の特別映像では、マイクの前でアテレコに励む様子も見ることができる。また劇中からは、ドリトルの手術を手伝う中、緊張のあまりドリトルではなく自分の汗を拭いてしまったり、虎のバリーに挑もうとするも直前で怯えてしまったりと、チーチーの特徴をとらえた場面が収められた。そんなチーチーに、ロバートは「チーチーは僕の右腕だ。ゴリラは人間と似ているが、勇敢さは人並み以上！」とのメッセージを送っている。

ちなみにロバートとラミは本作のワールドプレミアにそろって登壇。ロバートは「チーチーとの2ショット写真を観たけど、僕に一番しっくりくる共演者はゴリラだと確信しました」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。初共演のロバート＆ラミ、二人のコミカルな掛け合いにも注目だ。日本語吹替版ではドリトル先生を藤原啓治、チーチーを小野大輔が担当している。

『ドクター・ドリトル』は2020年6月19日（金）公開。