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『ドクター・ストレンジ/MoM』新ヒーローのアメリカ・チャベスは「ユニバース間を渡り歩く」 ─ プロデューサーが能力を説明

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
©Marvel Studios 2022

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、次世代を担う若手ヒーローが新たに登場する。原作コミックでは二代目ミス・アメリカとして活躍することで知られる、アメリカ・チャベスというヒーローだ。

2011年、コミックライターのジョー・ケイシーが出版した「Vengeance #1」にて初登場したチャベスは、2013年にコミック「Young Avengers」で再登場したのち、2017年に単独のコミックシリーズ「America」がスタートした。このたび米D23 Magazineではプロデューサーのリッチー・パーマーが、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』において未だ多くが謎に包まれたチャベスについて言及している。

パーマーによれば、チャベスは「長いことMCUに登場させようとしていた人物」で、本作こそがその時機だったという。「“マルチバース”がタイトルにあるので、今作がそうするのにベストな場所だと思ったのです」とパーマーは語っている。

彼女の能力は、マルチバースとも具体的に関係しています」とパーマーが語っているように、チャベスはマルチバースの危機に面したドクター・ストレンジにとって重要な存在となる模様。その貢献の仕方こそ、チャベスが授かった能力に関係しているようだ。パーマーは映画での彼女の能力について、こう明かしている。

他のユニバースへの入り口を開けることができるというものです。ユニバース間を渡り歩くことができてしまうキャラクターはこれまでの映画では見たことが無かったと思います。

この“ユニバース間を渡り歩く”というチャベスの能力はコミックから踏襲されたもの。ユートピア・パラレルという異次元の世界に生まれたチャベスは、ある悲劇を経て故郷を去る。しかし、ユートピア・パラレルに存在するデミアージ(Demiurge)というエネルギーでチャベスは特殊能力を備え、異次元間を移動することができるのだ。

魔術師のストレンジをもってしても発動することのできないパワーを持つチャベスは、マルチバースが開いてしまったことで生み出された脅威に、どう動いてくれるのか。もちろんストレンジからすれば“神”のような存在だろうが、パーマーはこうも予告している。「そうしたバリアを守る仕事に就いているドクター・ストレンジやウォンのようなキャラクターにとって(彼女の能力は)イライラするものです」。

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は2022年5月4日 (祝・水)映画館にて公開。

Source: D23 Magazine(参照:Comicbook

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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