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『ハリー・ポッターと賢者の石』徹底解説 ─ あらすじ、小ネタからキャスト情報まで完全ガイド

ハリー・ポッターと賢者の石
© Warner Bros. 写真:ゼータイメージ

J・K・ローリング原作、世界的ベストセラー小説『ハリー・ポッター』シリーズの映画版は今もなお根強い人気を誇っている。第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)は、ダニエル・ラドクリフルパート・グリントエマ・ワトソンら若きスターを世に送り出した記念碑的一作。監督は『ホーム・アローン』シリーズのクリス・コロンバスが務めた。

本記事では、あらすじから名優ぞろいの出演者たち、監督紹介、そして作品の細部や舞台裏までの見どころを網羅。「伝説はここから始まった」という言葉がふさわしい、シリーズの幕開けをディープに楽しむための副読本としてどうぞ。

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『ハリー・ポッターと賢者の石』予告編

『ハリー・ポッターと賢者の石』あらすじ

幼い頃に両親を亡くした少年ハリー・ポッターは、意地悪な叔父のダーズリー家に育てられ、孤独な日々を送っていた。しかし11歳の誕生日、ハリーのもとに「ホグワーツ魔法魔術学校」からの入学許可証が届けられた。ハリーの幼少期を知るホグワーツからの使者・ハグリッドと出会ったハリーは、魔法の杖やフクロウなどに心躍らせるが、同時に自分の出自を知ることになった。著名な魔法使いだった両親は、邪悪な魔法使い・ヴォルデモートに殺され、“生き残った男の子”である自分の存在は魔法界で語られ続けてきたのだ。

自分が魔法使いの血を受け継いでいることを知ったハリーは、魔法使い一家の息子であるロン・ウィーズリー、マグル(人間)の少女・ハーマイオニーら友人にも恵まれながら能力を目覚めさせていく。 そんな中、巨大なトロールが出現し、謎めいた事件が校内で起こり始める。やがてハリーたちは独自に調査を開始するが、そこに眠っていたのは、ホグワーツの秘密や、両親の死に繋がる宿敵の存在だった……。

『ハリー・ポッターと賢者の石』小ネタ解説

1. ロン役ルパート・グリント、巨大チェスの駒を持ち帰って保管

『賢者の石』の終盤で、巨大な“魔法使いのチェス”に挑むロンとハリー、ハーマイオニー。実際に動く駒は倒されると粉々に砕かれた。ロンはハリーを助けるため、自ら犠牲になってクイーンに倒される。ロン役のルパート・グリントは、この時一緒に破壊されたナイトの駒の破片を持ち帰り、その後も保管しているそうだ。

2. 子役はスキー禁止?

主要な子役キャストらには『ハリー・ポッター』の撮影期間中、スキー禁止令が出ていたそうだ。マルフォイ役トム・フェルトンは、2011年のインタビューで、当時について「髪の色や日焼けにも自由はなかったし、スキーみたいな危ないこともダメでした」と振り返っている。

3. 大広間の食べ物は全て本物、撮影中に腐臭?

ホグワーツ魔法魔術学校の大広間で登場したローストビーフやターキーなどの食べ物はすべて本物。数日間かけて撮影するので、3日目か4日目になると置きっぱなしの食べ物は腐ったニオイを発するようになったとか。「ホールに入る前から臭っていた」と、ワーウィック・デイヴィスは振り返っている。IMDbによると、続編からは食品を冷凍して型取り、樹脂サンプルを作るようになったそう。

4. 額の傷、ずれた場所はJ・K・ローリングのリクエスト

ハリー・ポッターには額の右側に雷型の傷があるが、この形を「鋭く」、位置は「真ん中からずらした場所」に指定したのは原作者のJ・K・ローリング。原作の中で、傷の細かな位置は記されていなかった。

5. ハグリッド役にはロビン・ウィリアムズが熱烈立候補していた

『いまを生きる』(1989)『グッド・ウィル・ハンティング』(1997)などの名優ロビン・ウィリアムズがハグリッド役にノーギャラで立候補していたが、J・K・ローリングがキャストはイギリス系だけと決めていたため叶わなかった。

6. 最初に決まったキャストはハグリッド役ロビー・コルトレーン

結果としてハグリッド役を演じたのはロビー・コルトレーンだが、彼はJ・K・ローリング直々のご指名だったという。それも、映画で一番最初に決定したキャストだったということだ。

7. ハリー・ポッターの瞳の色が原作と違う理由

ハリー・ポッターの瞳の色は原作では緑だが、ダニエル・ラドクリフは青。プロデューサーのデヴィッド・ヘイマンはJ・K・ローリングに「緑のコンタクトレンズや、デジタル加工で色を変えることもできますが、緑の瞳はどれくらい拘りますか」と確認している。ローリングは「大事なのは母親と同じ色であることです」と答え、必ずしも緑色でなくてはならない、というわけではないと認めたため、ラドクリフの瞳の色を変更することはなかった。

8. ダニエル・ラドクリフ、眼鏡で金属アレルギー反応

ダニエル・ラドクリフは金属アレルギーだったため、ハリー・ポッターの眼鏡の金具でアレルギー反応が出てしまうことがあった。目の周りが眼鏡のリング型にボツボツと荒れてしまったが、その原因が眼鏡だったと気付くのに1週間かかったそうだ。

 9. マイケル・ジャクソンがミュージカル化を提案して断られていた

あのマイケル・ジャクソンが、『ハリー・ポッター』ミュージカル化の提案をJ・K・ローリングに持ちかけていたという。ローリングが断ったため実現はしなかった。様々なところから届くオファーに、ローリングは「たくさんNOと言った」と振り返る。ちなみにミュージカル化については、『ハリーポッターと死の秘宝』から19年後を描く舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が2016年よりロンドンで公演され、2018年にはブロードウェイ進出。2022年夏には日本上陸も果たす。

10. 元々はスピルバーグ監督でアニメ映画化の予定だった

『ハリー・ポッター』映画は、もともと原作数本のストーリーをまとめた一本限りの企画で、それもアニメーションで製作しようとしていた。ハリー・ポッター役の候補は『シックス・センス』(1999)のハーレイ・ジョエル・オスメントで、監督はスティーブン・スピルバーグだったとか。このエピソードの詳細は以下の記事にて。

元はアニメ化予定だった?

『ハリー・ポッターと賢者の石』主な出演者・キャスト

ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)

Daniel Radcliffe ダニエル・ラドクリフ
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:SDCC_2015_-_Daniel_Radcliffe_(19119473773).jpg

1989年、イギリス・イングランド出身。1999年にBBC製作ドラマ「デビッド・コパーフィールド」で俳優デビューを飾る。11歳で『ハリー・ポッター』シリーズの主役に大抜擢され、世界的な知名度を獲得。以降、2012年製作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』までの全8作で主演を務めた。2011年にはブロードウェイ・ミュージカル『How to Succeed in Business Without Really Trying(原題)』のリバイバル版(1961年初演)で主演を務め、キレキレのダンスと歌唱パフォーマンスを披露している。

『ハリー・ポッター』以降は、『キル・ユア・ダーリン』(2013)『ホーンズ 容疑者と告白の角』(2013)「ヤング・ドクター」(2012-2013)など、映画・ドラマ作品への積極的な出演を見せる。このほか、ポール・ダノと共演のインディペンデント映画『スイス・アーミー・マン』(2016)や『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(2016)などの話題作で存在感を放った。次回作として、両手に拳銃を固定された主人公を演じるサバイバル・アクション映画『ガンズ・アキンボ』の日本公開が2021年2月に控えている。

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ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー)

ルパート・グリント ロン・ウィーズリー「東京コミコン2019」
©THE RIVER

1988年、イギリス・イングランド出身。2001年に『賢者の石』でスクリーン・デビューを飾る前は、学校や地元の劇団で上演される舞台に立っていた。『ハリー・ポッター』の大ファンだったというグリントは、中でも好きだったロン役に狙いを定めてオーディションに応募。ロンをイメージした即興ラップや原作小説のセリフを読んだビデオを送るなど、熱烈なラブコールで見事役を勝ち取った。

『ハリー・ポッター』完結後の2013年には、シャイア・ラブーフ主演の映画『バレット・オブ・ラブ』に出演。『スナッチ』(2000)のドラマ・リメイク版「スナッチ・ザ・シリーズ」(2017-)ではプロデューサー・デビューを果たした。近年は、M・ナイト・シャマラン製作総指揮・監督のドラマシリーズ「サーヴァント ターナー家の子守」(2019)にメインキャストとして出演。2019年には「東京コミコン」のため来日した。ちなみに、よく間違えられるほど顔が似ていると言われる歌手エド・シーランの楽曲「Lego House」(2011)のミュージックビデオでは、憧れのスター“エド”に熱狂するファンを怪演した。

エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー)

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1990年、イギリス人の両親のもとフランス・パリに生まれる。5歳までパリで過ごした後、イギリス・オックスフォードに移住した。スクリーン・デビューは『ハリー・ポッターと賢者の石』。8回のオーディションを経て、ハーマイオニー・グレンジャー役を射止めた。『ハリー・ポッター』完結後も継続して映画に出演。『マリリン 7日間の恋』(2011)『ウォールフラワー』(2012)『ノア 約束の方舟』(2014)など、注目作・話題作を経た後、2017年に実写映画版『美女と野獣』のヒロイン、ベル役に起用された。直近では『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)に出演している。フェミニズム運動にも熱心に取り組んでおり、2014年には国連組織UN Womenの親善大使に任命された。

ロビー・コルトレーン(ルビウス・ハグリッド)

Photo by killydoon https://www.flickr.com/photos/killydoon/1251037387/|Remixed by THE RIVER

1970年代から、テレビや舞台で活動する俳優・コメディアンとしてキャリアをスタートする。『フラッシュ・ゴードン』(1980)で映画デビューを果たしたのちには、バイプレーヤーとして多数の映画・ドラマに出演。90年代に入ると、ドラマ「心理探偵フィッツ」(1993-1996, 2006)や『007 ゴールデンアイ』(1995)のヴァレンティン・ドミトロヴィッチ・ズコフスキー役などの代表作に恵まれる。『ハリー・ポッター』のハグリッドで名前を世界的に知らしめた。そのほか『オーシャンズ12』(2004)や『ブラザーズ・ブルーム』(2008)など。

アラン・リックマン(セブルス・スネイプ先生)

Alan Rickman アラン・リックマン
Photo by Joella Marano https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Alan_Rickman,_2011.jpg

1946年、ロンドンの労働者階級の家庭に生まれる。グラフィック・デザイナーを経て、ロンドン王立演劇学校に入学。演劇の道を志す。1985年上演のロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによる舞台『Les Liaisons Dangereuses』のブロードウェイ版(1987)でトニー賞に初ノミネート。1978年のテレビ映画『Romeo & Juliet(原題)』で映画デビューを飾り、その後は『ダイ・ハード』(1988)や『ハリー・ポッター』シリーズをはじめ、数々の名作に出演を重ねる。『ロビン・フッド』(1991)で英国アカデミー賞助演男優賞を受賞。1997年のエマ・トンプソン出演作『ウィンター・ゲスト』、2014年のロマンス映画『ヴェルサイユの宮廷庭師』で監督を務めている。2016年、すい臓がんにより他界。遺作は、『アイ・イン・ザ・スカイ世界一安全な戦場』(2016)と、多くの作品でタッグを組んできたティム・バートンの監督作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(2016)。

リチャード・ハリス(アルバス・ダンブルドア校長)

Riichard Harris リチャード・ハリス
Photo by Boston City Archives https://www.flickr.com/photos/cityofbostonarchives/9519683138/

1930年生まれ。学生時代はラグビー選手として活躍するも、結核のためスポーツの道を絶たれ、その後演技の道に進む。不遇の下積み時代を経て、1958年に映画デビュー。『戦艦バウンティ』(1962)ののち、『孤独の報酬』(1963)でカンヌ国際映画祭男優賞に輝く。その後、『赤い砂漠』(1964)『テレマークの要塞』(1964)『キャメロット』(1967)などに出演。アクション俳優としての活躍、歌手活動などを経て、『ザ・フィールド』(1990)でアカデミー賞主演男優賞候補となる。そのほか『パトリオット・ゲーム』(1992)『許されざる者』(1992)など。2002年に病没。『ハリー・ポッター』シリーズには第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)まで出演し、ダンブルドア役はマイケル・ガンボンが引き継いだ。

マギー・スミス(ミネルバ・マクゴナガル先生)

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1934年生まれ。17歳で女優としてのキャリアをスタートし、いくつもの舞台を踏んだのち、ロイヤル・ナショナル・シアターの常連俳優となる。1960年代から映画でも活躍し、『オセロ』(1965)『ミス・ブロディの青春』(1969)『ナイル殺人事件』(1978)『カリフォルニア・スイート』(1978)『最強最後の晩餐』(1984)『眺めのいい部屋』(1985)『ゴスフォード・パーク』(2001)などでアカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞、あるいはノミネートされるなど輝かしいキャリアを誇る。そのほか代表作に『天使にラブ・ソングを…』シリーズや「ダウントン・アビー」(2010-2015, 映画2019)。

イアン・ハート(クィリナス・クィレル先生)

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10代から演劇活動を開始し、1980年代前半から映画・テレビに出演。『ナッシング・パーソナル』(1995)でヴェネツィア国際映画祭助演男優賞を受賞した。『僕たちの時間』(1991)や『バック・ビート』(1994)、ドラマ「Snodgrass(原題)」(2013)で3度にわたってジョン・レノンを演じたほか、『シャーロック・ホームズ バスカヴィル家の獣犬』(2002)『シャーロック・ホームズ 淑女殺人事件』(2004)でワトソン博士を、『ネバーランド』(2004)ではホームズの原作者アーサー・コナン・ドイルを演じるなど、特徴あるフィルモグラフィで知られる。『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』(2020)でハリー役のダニエル・ラドクリフと19年ぶりの再共演を果たした。

ワーウィック・デイヴィス(フィリウス・フリットウィック先生)

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1970年、イギリス出身。小人症。1983年、13歳で『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』のイウォーク族ウィケット・W・ウォリック役で俳優デビューを飾った。その5年後にはジョージ・ルーカス原案、ロン・ハワード監督作のアドベンチャー映画『ウィロー』(1988)で主演を務める。その後、『ハリー・ポッター』シリーズでフィリウス・フリットウィックやゴブリンを1人多役で演じたり、『スター・ウォーズ』シリーズ作品に度々出演したりと継続的な活躍を見せている。2020年10月には、『ウィロー』のドラマシリーズ化がDisney+にて正式決定。ヴァル・キルマーらオリジナル版のキャストと共に復帰を果たす。

ゾーイ・ワナメイカー(マダム・フーチ先生)

Zoe Wannamaker ゾーイ・ワナメイカー
Photo by Dignity in Dying https://www.flickr.com/photos/dignityindying/7649129588/in/photostream/

俳優・映画監督として知られるサミュエル・ワナメイカーを父に持つアメリカ出身の女優。20代から女優活動を開始、1970年代より主にドラマ作品への出演を重ねる。劇場映画デビューは、1988年の戦争映画『The Raggedy Rawney(原題)』。2001年に『ハリー・ポッターと賢者の石』マダム・フーチ先生役で一躍注目を集める。舞台女優としても活躍しており、『Electra』(1999)『Awake and Sing!(原題)』(2006)をはじめ、計4度トニー賞にノミネートされている。『マリリン 7日間の恋』(2012)では、エマ・ワトソンやケネス・ブラナーなど『ハリー・ポッター』出身のキャストと共演した。

トム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ)

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1987年、イギリス・イングランド出身。『ハリー・ポッターと賢者の石』でドラコ・マルフォイ役に抜擢される前からCMやドラマ、映画などで活躍する。2012年『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』までの全8作でマルフォイ役を演じた。シリーズ完結後は、『猿の惑星: 創世記』(2011)や「THE FLASH/フラッシュ」(2016-)『オフィーリア』(2018)などの作品に継続的に出演。現在も『ハリー・ポッター』シリーズの共演者と親交を持っており、ハーマイオニー役エマ・ワトソンや、フレッド&ジョージ・ウィーズリー役のジェームズ&オリバー・フェルプスとの交友の様子をInstagramに投稿している。

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ハリー・メリング(ダドリー・ダーズリー)

キーパー ある兵士の奇跡
ⓒ2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann 『キーパー ある兵士の奇跡』2020年10月23日全国公開

1989年生まれ。子役として数回舞台を踏んだのち、『ハリー・ポッター』シリーズのダドリー役で俳優としての本格デビューを果たす。祖父・叔父ふたり・従兄も俳優というサラブレッドで、名門劇団「ナショナル・ユース・シアター」やロンドン音楽演劇アカデミー(LAMDA)にて研鑽を積む。『ハリー・ポッター』完結後、2010年代はコンスタントに舞台に出演しながら、テレビドラマや映画でも頭角を現す。主な出演作に、映画『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(2016)『バスターのバラード』(2018)『オールド・ガード』(2020)『悪魔はいつもそこに』(2020)のほか、Netflixドラマ「クイーンズ・ギャンビット」(2020)など。イーサン・コーエン監督の新作『The Tragedy of Macbeth(原題)』を控えるなど、注目の若手俳優として成長を遂げた。

ダドリー役ハリー・メリング特集!

リチャード・グリフィス(バーノン・ダーズリー)

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1947年生まれ。大学時代に演劇を学んだのち、1974年に俳優デビュー。舞台でウィリアム・シェイクスピア作品の道化役など個性的な役柄で親しまれたのち、映画・ドラマに進出する。『ハリー・ポッター』シリーズ以外には、『ウィズネイルと僕』(1987)『ヒストリーボーイズ』(2006)『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011)『ホロウ・クラウン/嘆きの王冠 ヘンリー五世』(2012)など。『バレエ・シューズ』(2007)ではハーマイオニー役のエマ・ワトソンと共演した。2013年に病没、遺作は『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』(2013)へのカメオ出演となった。

フィオナ・ショー(ペチュニア・ダーズリー)

Fiona Shaw フィオナ・ショウ
Photo by Marie-Lan Nguyen https://www.flickr.com/photos/jastrow/5367869161/

学生時代は哲学を学び、のちに王立演劇学校にて演技の訓練を積む。舞台・映画・テレビとボーダレスに活躍し、特に舞台ではローレンス・オリヴィエ賞に数度輝く名女優として知られる。映画では『ハリー・ポッター』シリーズ以外に『アンナ・カレーニナ』(1997)や『ツリー・オブ・ライフ』(2011)『コレット』(2018)『エノーラ・ホームズの事件簿』(2020)。テレビドラマでは「トゥルーブラッド」「フリーバッグ」「キリング・イヴ/Killing Eve」など近年の人気シリーズにも多数出演している。

デイビッド・ブラッドリー(アーガス・フィルチ)

David_Bradley デヴィッド・ブラッドリー
Photoo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:David_Bradley_(9362687819).jpg

1942年生まれ。学生時代から演劇活動を始め、1970年代からはイギリスの名門劇団「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」のメンバーとして活動し、同じく名門劇団「ナショナル・シアター・カンパニー」にも登場した。長年にわたって舞台で活躍し、1990年代から映像にも積極的に進出。『ハリー・ポッター』シリーズのフィルチ役のほか、映画では『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』(2007)『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)に出演。テレビドラマでは「ゲーム・オブ・スローンズ」「ストレイン 沈黙のエクリプス」「レ・ミゼラブル」など。ギレルモ・デル・トロ監督によるアニメ映画『ピノキオ(原題:Pinocchio)』ではゼペットじいさん役を演じる。

ジョン・クリーズ(ほとんど首無しニック)

John Cleese ジョン・クリーズ
Photo by Bruce Baker https://commons.wikimedia.org/wiki/File:John_Cleese.jpg

伝説的コメディグループ「モンティ・パイソン」のメンバー。1960年代から俳優・コメディアン・脚本として活動し、1969年のグループ結成後は「空飛ぶモンティ・パイソン」(1969-1974)をはじめ多数の映画・テレビ作品に参加する。グループ外の代表作には「フォルティ・タワーズ」(1975-1979)や『ワンダとダイヤと優しい奴ら』(1988)。俳優としての出演作に『バンデットQ』(1981)『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)『ラットレース』(2001)『地球が静止する日』(2008)など。『シュレック』シリーズや『プレーンズ』(2013)『トロールズ』(2016)など声優業も多い。

ジョン・ハート(オリバンダー老人)

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1940年生まれ。1962年に映画デビューし、『わが命つきるとも』(1966)を経て『10番街の殺人』(1971)『二人だけの白い雪』(1971)などに出演。アラン・パーカー監督『ミッドナイト・エクスプレス』(1978)のでゴールデングローブ賞助演男優賞を射止め、リドリー・スコット監督『エイリアン』(1979)ののち、デヴィッド・リンチ監督『エレファント・マン』(1980)で主演を務めて英国アカデミー賞に輝く。多数の映画に出演し、2000年代以降も『ヘルボーイ』シリーズや『ルワンダの涙』(2005)『Vフォー・ヴェンデッタ』(2006)『裏切りのサーカス』(2011)『スノーピアサー』(2013)などに出演。2017年没。

『ハリー・ポッターと賢者の石』出演者/吹替声優

キャラクター名 キャスト 日本語吹替声優
ハリー・ポッター ダニエル・ラドクリフ 小野賢章
ロン・ウィーズリー ルパート・グリント 常盤祐貴
ハーマイオニー・グレンジャー エマ・ワトソン 須藤祐実
ルビウス・ハグリッド ロビー・コルトレーン 斎藤志郎
セブルス・スネイプ先生 アラン・リックマン 土師孝也
アルバス・ダンブルドア校長 リチャード・ハリス 永井一郎
ミネルバ・マクゴナガル先生 マギー・スミス 谷 育子
クィリナス・クイレル先生 イアン・ハート 横堀悦夫
フィリウス・フリットウィック先生 ワーウィック・デイヴィス 田村錦人
マダム・フーチ先生 ゾーイ・ワナメイカー 火野カチコ
ドラコ・マルフォイ トム・フェルトン 三枝享祐
ダドリー・ダーズリー ハリー・メリング 忍足航己
バーノン・ダーズリー リチャード・グリフィス 楠見尚己
ペチュニア・ダーズリー フィオナ・ショー さとうあい
アーガス・フィルチ デイビッド・ブラッドリー 青野 武
ほとんど首無しニック ジョン・クリーズ たかお鷹
オリバンダー老人 ジョン・ハート 小林勝也

クリス・コロンバス監督

1958年生まれ。ジョー・ダンテ監督『グレムリン』(1984)やリチャード・ドナー監督『グーニーズ』(1985)などの名作で脚本を手がけ、『ベビーシッター・アドベンチャー』(1987)で監督デビュー。『ホーム・アローン』(1990)『ホーム・アローン2』(1992)『ミセス・ダウト』(1993)『アンドリューNDR114』(1999)などで監督を務め、『ハリー・ポッターと賢者の石』に起用される。続く『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)でも監督を務め、第3作『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)ではプロデューサーを務めた。

『ハリー・ポッター』シリーズののちは、『RENT/レント』(2005)や『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(2010)『ピクセル』(2015)を監督。最新作となるNetflix映画『クリスマス・クロニクル PART2』(2020年11月25日配信)を控える。監督業のほか、プロデューサーとして『ファンタスティック・フォー』『ナイト ミュージアム』シリーズを手がけ、『ウィッチ』(2015)『パティ・ケイク$』(2017)『バーバラと心の巨人』(2017)『The Lighthouse(原題)』(2019)などに名を連ねた。

『ハリー・ポッターと賢者の石』商品情報

『ハリー・ポッターと賢者の石』は、公開後さまざまなバージョンのDVD・ブルーレイがリリースされてきた。2020年10月現在、単独リリースで最も上位の規格は「ハリー・ポッターと賢者の石 <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(3枚組)」で、ブルーレイ盤に劇場公開版・完全版を収録。特典映像も充実している。なお、ブルーレイ・DVD単独のコレクターズ・エディションや廉価版もそれぞれリリースされている。

そのほか『ハリー・ポッター』シリーズの全8作品を収録した「ハリー・ポッター 8-Film ブルーレイセット (8枚組)」「ハリー・ポッター 8フィルムコレクション<4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(16枚組)」もそれぞれリリースされている。この機会にすべて手に入れたいという方はぜひこちらを。

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Source:『ハリー・ポッターと賢者の石』小ネタ解説 [1]Cosmopolitan,[2]Daily Mail,[3]Mirror,IMDb,[4]Entertainment Weekly,[5]Huffpost,[6]Floor8,Huffpost.[7]Hypable,[8]DigitalSpy,[9]Metro

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THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

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