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『マスターズ・オブ・ユニバース』初動成績、「劇場公開後にも認知と関心が続く」とスタジオ幹部 ─ 観客は高評価、口コミ広がるか

マスターズ・オブ・ユニバース

映画『マスターズ・オブ・ユニバース』が公開中だ。2026年6月3日より封切りとなると、注目のオープニング成績は北米で2,943万9,929ドル、海外で2,500万ドル、全世界で5,443万9,929ドル。大型ファンタジー作品としては、今後の伸びにもうひと声が期待される滑り出しとなった。

本作は、マテルの人気アクションフィギュアおよびアニメシリーズ「ヒーマン」をもとにした実写映画。マテルにとっては、世界的大ヒットを記録した『バービー』(2023)に続く劇場用映画の展開となる。監督は『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』『バンブルビー』のトラヴィス・ナイト。ニコラス・ガリツィンが主人公アダム/ヒーマンを演じ、カミラ・メンデス、イドリス・エルバ、ジャレッド・レト、アリソン・ブリー、モリーナ・バッカリンらが出演している。

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Varietyによると、米国における初週の観客層は男性が66%、45歳以上が約40%。1980年代の玩具やアニメに親しんできたファン層が中心となって劇場に足を運んだことになる。今後、劇場興行としてさらに存在感を高めていくには、ファミリー層や若年層を含む、より幅広い観客への広がりが鍵となりそうだ。

一方、Amazon MGM Studiosは、この出足を劇場興行だけで測るのではなく、より長いスパンで捉えているようだ。同社の米国内配給責任者ケヴィン・ウィルソンは声明で、「トラヴィス・ナイト監督、キャスト、そして製作チーム全員が本当に特別なものを届けてくれました」とコメント。さらに今回のオープニングについて、「劇場公開後にも続いていく認知と関心を築く、包括的な配給戦略を裏付ける重要な第一歩です」と述べた。

近年のAmazon MGM作品は、劇場公開、デジタル配信、Prime Videoでの展開を含めた総合的な観客接点を重視している。『マスターズ・オブ・ユニバース』もまた、劇場での初動だけでなく、その後の配信や長期的なブランド価値まで含めて評価される作品となるのだろう。

制作費は1億7,000万〜2億ドル規模とも伝えられており、劇場興行での収益化を考えるなら、ここからどれだけ粘り強く数字を積み上げられるかが注目される。とはいえ、本作はすでに鑑賞した観客からの評価が高い。公開後には「胸が熱くなった」「アクションが楽しい」「王道ファンタジーとして気持ちいい」といった好意的な声も寄せられており、作品そのものへの満足度はしっかりと届き始めている。米Rotten Tomatoesでも観客スコア88%と高評価だ。ここから数字を伸ばしていくうえで鍵となるのは、そうした熱量が口コミとしてどこまで広がるかだろう。

『マスターズ・オブ・ユニバース』は公開中。

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Source:Variety

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有馬 ノア

洋画好きが高じて、海外エンタメを中心に執筆。ロサンゼルス在住経験を活かし、映画・ドラマのニュースやカルチャーにまつわる話題を追いかけています。趣味は古着と映画ポスター集め。

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