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『アイアンマン2』悪役サム・ロックウェル、MCUへの復帰に興味 ― フィル・コールソンの復活も希望

サム・ロックウェル
Photo by Gordon Correll https://www.flickr.com/photos/gdcgraphics/8279227257/ Remixed by THE RIVER

映画『スリー・ビルボード』(2018年公開)や『月に囚われた男』(2009)などの名優サム・ロックウェルが、マーベル・シネマティック・ユニバースへの復帰に興味を示しているようだ。

サムは『アイアンマン2』(2010)にて、メイン・ヴィランであるイワン・ヴァンコ/ウィップラッシュ(ミッキー・ローク)を手助けする科学者のジャスティン・ハマーを演じていた。大作映画からインディペンデント映画まで幅広く出演するサムは、マーベル・シネマティック・ユニバースの出演者とも深い親交があるようだ。

サム・ロックウェル、フィル・コールソン役俳優も復活希望

『スリー・ビルボード』での演技で、サムは第90回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされている。その役柄や自身の仕事について、米The Hollywood Reporter誌のインタビューを受けた彼は、「ジャスティン・ハマー役を再び演じることに興味はありますか?」と尋ねられているのだ。サムは「もちろん!」と答えた後、スーパーヒーローたちとの交友関係を明かしている。

「あのフランチャイズには最高の仲間たちがいますから。ジェレミー・レナー(ホークアイ役)は良い友達だし、クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ役)やマーク・ラファロ(ハルク役)も友人ですよ。ロバート・ダウニー・Jr.(アイアンマン役)はいつも楽しい人だし。僕とクラーク・グレッグ(フィル・コールソン役)を復帰させてほしいですね。すごく楽しいと思いますよ。」

マーベル・シネマティック・ユニバースの黎明期を支えたフィル・コールソンは、『アベンジャーズ』(2012)で退場したのち、今ではドラマ『エージェント・オブ・シールド』の主人公として活躍中。ただし、映画には一切登場していない。
フィルを演じたクラークは映画監督としても活躍しており、代表作『セックス・クラブ』(2008)や『トラスト・ミー(原題:Trust Me)』(2013)にサムが出演するなど、どうやら二人はかなり仲良しのようである。

サムは『アイアンマン2』のあと、短編映画シリーズ「マーベル・ワンショット」の一本『王は俺だ』(2014)でベン・キングズレーと共演。その後、マーベル・シネマティック・ユニバース作品には出演していない。一連の集大成となる『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に登場している可能性もゼロではないが、この口ぶりから察するに、あまり期待はできないだろう……。

いずれにせよ再登場が実現すれば、その卓越した演技によって、きっと作品にさらなる厚みが出ることは確かだ。リップサービスにせよ興味を示していることに違いはないわけで、マーベル・スタジオにはぜひ前向きな検討をお願いしたい。

Source: https://www.hollywoodreporter.com/news/three-billboards-star-sam-rockwell-his-antihero-character-friendship-woody-harrelson-snl-f-bomb-1082206
Eyecatch Image: Photo by Gordon Correll https://www.flickr.com/photos/gdcgraphics/8279227257/ Remixed by THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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