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真田広之、『ジョン・ウィック』キアヌ・リーブスとの絆を語る ─ 10年ぶりの再共演「本当に嬉しかった」

ジョン・ウィック:コンセクエンス
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『ブレット・トレイン』(2022)『モータルコンバット』(2021)などハリウッドでの活躍が続く日本人俳優・真田広之が、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』でキアヌ・リーブスと再共演を果たす。米Varietyでは、2人とチャド・スタエルスキ監督の間で育まれてきた絆が本人の口から語られている。

真田がキアヌと初めて共演したのは、日本の「忠臣蔵」をモチーフとしたハリウッド映画『47RONIN』(2013)。真田は大石内蔵助役として、キアヌ演じる主人公のカイと正面からタッグを組んだ。のちに『ジョン・ウィック』シリーズを手がけるスタエルスキも、この映画にノンクレジットながらスタント・コーディネーターとして参加していたのである。

「彼(キアヌ)が『ジョン・ウィック』を撮る前、。『47RONIN』(の撮影)が終わる頃に、キアヌが“次のプロジェクトはチャドと一緒にアクション大作をやるんだ”と教えてくれました。その時は“頑張ってね”と言って、シリーズの作品はすべて映画館で観ましたよ。ついにチャドから連絡が来て、僕のために役を作ってくれたと話してくれた。ジョン・ウィックの古い友人役だというんです。」

真田が本作で演じるのはシマヅ・コウジ役。オファーを受けるや、出演をすぐに決めたという。「キアヌの仕事はすべて追いかけているし、キアヌやチャドと再会できることが本当に嬉しかったですね。夢が叶ったようでした」。

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』では日本が舞台の一部として登場するだけに、真田がいかに活躍するかにも期待がかかる。真田によると「ジョン・ウィックと僕の演じるシマヅ・コウジ、旧友ふたりが屋上でウイスキーを飲むシーンがあります。戦わず、ただ話しているだけの、この映画ではとても珍しい場面です」とのこと。「それが空気を作り、2人の化学反応を形にしてくれました」とのコメントからは大きな手応えも感じられる。

映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は2023年9月、日本公開。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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