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『ザ・フラッシュ』吹替版、マイケル・キートン版バットマンに山寺宏一が復帰 ─ 細谷佳正、小原雅人も続投

ザ・フラッシュ
(c)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved (c) & TM DC

DC映画の最新作にしてゲームチェンジャー、“ヒーロー映画最高傑作”とも謳われる超速タイムループ・アドベンチャー超大作『ザ・フラッシュ』の日本語吹替版が上映されることが決定した。

声優陣には、地上最速ヒーローのフラッシュ/バリー・アレン役に『ジャスティス・リーグ』から続投の細谷佳正。幼い頃に亡くした母と無実の罪を着せられた父を救うため、過去を改変しようとするフラッシュと、その先で出会う、家族3人で幸せに暮らしてきた“能天気でただただ明るい”もう一人のフラッシュの一人二役を担当する。

また本作には、『ジャスティス・リーグ』でフラッシュをヒーローにスカウトしたベン・アフレック演じるバットマンと、『バットマン』(1989)『バットマン リターンズ』(1992)ぶりにDCユニバースにカムバックするマイケル・キートン演じる“伝説”のバットマンが登場することでも話題だ。日本語吹替版では、マイケル・キートン演じるバットマン役に山寺宏一、ベン・アフレック演じるバットマン役に小原雅人が復帰する。

山寺といえば、これまで数々の作品でマイケル・キートンの吹替を担当したほか、『バットマン』『バットマン リターンズ』テレビ放映時の吹替補完版、『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017)『ニンジャバットマン』(2018)など様々な作品でバットマンの吹替を担当。小原も『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)など過去3作品でベン・アフレックのバットマン役を担当してきた。

このたび、細谷・山寺・小原の3名からコメントも到着している。

『ザ・フラッシュ』吹替キャストコメント

フラッシュ(エズラ・ミラー)役:細谷佳正

率直な気持ちは『映画が無事に公開されてよかった』です。エズラ・ミラー氏の吹き替えを再び担当することに関しては、映画『ジャスティス・リーグ』と映画『ジャスティス・リーグ スナイダーズカット』で、過去に吹き替えをしているので、今回特に何かを思うということはなく、自分が引き続き担当することになるだろうと思っていました。
フラッシュは、明るく人間味あふれるヒーローでは…ないですよね(笑)家族の問題や、それによって形作られた性格は決して明るくないというか、彼に影を落としていると感じています。その暗さや影を、他人に対して表したらメンドクサイ人になってしまうので、そうならないようにひょうきんに振舞っている人です。それなのにフラッシュ=閃光という名前があって、強い光は濃い影を同時に生み出すのだなと、そこを面白く感じています。

バットマン(マイケル・キートン)役:山寺宏一

この作品にマイケル・キートンがバットマンとして出演すると知り、自分にオファーが来る事を密かに期待していました。また90年代に放送された「超音速ヒーロー・ザ・フラッシュ」でバリー・アレンを演じた経験もあるので、感慨深いものがあります。
バットマンは、スーパーパワーは無いものの「復讐心」「莫大な富」「身体能力」「知性」を武器に悪と戦う、最高に魅力的な元祖ダークヒーロー!しかし、より個性的でよりダークなヴィランによって、その存在感が薄くなってしまう事も。ジャスティスリーグのリーダーであるにも関わらず、ストイックで自嘲気味で完全主義者な為、作品によってはそこを美味しくイジられたりもします。
映画史に残るとてつもない作品が出来たようです!大スクリーンで観ないと後悔するであろうこと間違い無し!熟年バットマンの活躍にも期待して下さい!!

バットマン(ベン・アフレック)役:小原雅人

ジャスティス・リーグ公開後、確か2019年にベンがバットマン役を引退するというニュースを知りショックを受けた事を覚えてます。超人達をスカウトしたばっかりじゃん、これから始まるんでしょって。その後2021年にスナイダーカット版が配信され、これで最後かと諦めの境地でした。
何?またやるのベン?!じゃあ俺もやるよ!もちろん闇の住人を!魂の芝居をぶつけます。
本作の見どころはやはり、過去を変えてしまったことによる時空の歪みが生じてからの展開と、30年ぶりに復活するキートン バッツらの奮闘、そしてエズラ・ミラー演ずる過去と現在の 2 人のバリーが対峙した時の絵面(エヅラ)ミラー(鏡)ではないでしょうか。私はこの“絵面”を推していきたいと思います。『ザ・フラッシュ』、期待しかありません。

映画『ザ・フラッシュ』は2023年6月16日(金)日米同時公開

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THE RIVER編集部THE RIVER

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