「THE LAST OF US」ドラマ版、日米同時配信決定 ─ 1月16日11時より、U-NEXTにて

人気サバイバル・アクションゲームをHBOがドラマ化する「THE LAST OF US」が、本国と同じく2023年1月16日（月）11:00よりU-NEXTにて独占配信されることが決定した。あわせてキーアート＆場面写真が公開されている。

人体に寄生する菌類による感染症が発生。パンデミックから20年が経ち、文明が崩壊したアメリカでは生存者による勢力争いが起こっていた。生存者のひとり・ジョエルは、「ファイアフライ」の指導者・マーリーンから、身元不明の少女・エリーを隔離地域から脱出させる運び屋を任される。はじめは小さな仕事だったが、やがて壮絶な旅へ発展し、ふたりは生き残りを懸けて感染者がはびこるアメリカ全土を横断することに……。

原作は2013年にPlayStation®3専用タイトルとして発売された「The Last of Us」。実写さながらの映像で終末世界となったアメリカの情景や、登場人物の表情を繊細に描き、緻密なシナリオとあわせて「まるで映画のようなゲーム」と評され、全世界で200部門以上のゲームアワードに輝いた。2020年にはシリーズ第2作、2022年9月にはPlayStation®5で第1作のリメイク版がリリースされている。

2020年、HBOはゲームシリーズのクリエイティブ・ディレクターであるニール・ドラックマンと、ドラマ「チェルノブイリ」（2019）の脚本・製作総指揮を務めたクレイグ・メイジンの共同脚本によるドラマ版の製作を発表。日本国内でも多くのメディアから期待の声が上がる、いま最も注目される一作となった。

ジョエルとエリー役には、「マンダロリアン」（2019-）の主演や同じくHBO製作「ゲーム・オブ・スローンズ」（2011-2019）でオベリン・マーテル役を演じたペドロ・パスカルと、同作でリアナ・モーモント役を演じたベラ・ラムジー。ゲームでも高く評価された荒廃したアメリカや、菌類に寄生され凶暴化した“クリッカー”など感染者の描写は完全再現され、ゲームのシナリオを忠実に追いながらも、道中に出会う人物たちとの過去などドラマオリジナルの要素やキャラクターも加わった重厚な人間ドラマになっている。

そのほか出演者には、トミー役にガブリエル・ルナ、テス役にアナ・トーヴ、サラ役にニコ・パーカー、フランク役にマレー・バートレット、ビル役にニック・オファーマン、キャスリーン役にメラニー・リンスキー、ライリー役にストーム・リード、ヘンリー役にラマー・ジョンソン、サム役にキーボン・ウッダードら。原作に続いてマーリーン役をマール・ダンドリッジが演じる。

脚本・製作総指揮・監督はクレイグ・メイジン＆ニール・ドラックマン。エピソード監督には『アイダよ、何処へ？』（2020）のヤスミラ・ジュバニッチ、『ボーダー 二つの世界』（2018）のアリ・アッバシのほか、ピーター・ホアー、ジェレミー・ウェッブ、リザ・ジョンソンが名を連ねた。

HBOオリジナル「THE LAST OF US」は2023年1月16日（月）11:00よりU-NEXTにて独占配信。