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『The Last of Us』ドラマ版、「ファンに満足してもらえる作品に」─ エリー役「新たな命を吹き込んだ」と予告も

The Last of Us(ドラマ版)
Photograph by Courtesy of HBO

さまざまなゲーム賞を総なめにし、サバイバルアクションゲームの決定版と称された『The Last of Us』。そのドラマ版は、ファンが求める作品へと仕上がりそうだ。

2013年に発売されたノーティ・ドッグによるゲーム『The Last Of Us』は、人間を凶暴化させる寄生菌の感染爆発によって荒廃した米国を舞台に、娘を失った主人公ジョエルと、寄生菌の抗体を持つ少女エリー、ふたりの危険な旅路を描く物語。2020年に待望の続編が発売され、その衝撃の物語が賛否両論を巻き起こすも、1作目に引き続き世界中の賞に輝いた。

HBOドラマ版は、2021年7月に撮影が開始され、9月に初の場面写真が到着。1年近くに渡る長く大規模な撮影を経て、2022年6月に終了が報告され、その直前には場面写真が公開されていた。主人公のジョエルとエリーのビジュアルをはじめ、混沌とした世界観の再現度の高さに、ファンからの期待は膨らんでいる。一方、期待と同時に不安を抱えている方も多くいるだろう。

心配されている方々がいることは知っています。視聴者として、ゲーマーとして、本当に大切な作品であれば、映像化に対して不安を抱くのは当然のことですから」と心配する声に耳を傾けながらも、『The Last of Us』ゲームシリーズのファンが満足のいく映像化になることを予告したのは、エリーとしてキャスティングされたベラ・ラムジーだ。

SheKnowsのインタビューにてラムジーは、「正直なところ、皆さんに気に入ってもらえると思っています。ゲームのエモーショナルなビートを本当に上手く踏襲しており、ゲームに敬意を払っていますよ」と自信を顕にしている。『The Last of Us』といえば、“攻めるか、守るか”の選択を常に迫られながら物語を進めていくサバイバル・アクションゲーム。その選択は時に残酷なものであり、このゲームならではのシネマティックな映像と物語を通して、プレイヤーはキャラクターたちの目線に立って体験していくことになるのだ。

とはいえ、ラムジーいわくゲームをそのままドラマへと落とし込んだだけではないという。「新たな命を吹き込んでいます。ゲームではあまり追求されなかった、さまざまな道を探っています」としながら、ドラマならではの新要素にも、「皆さんに満足してもらえると思います。そう願っています」と期待を寄せる。ゲームファンにとってもまだ見ぬ展開が用意されていそうだ。

なお、『The Last of Us』ドラマ版の米国配信・放送時期は依然として未決定のままだが、HBO&HBO Maxのチーフ・コンテンツ・オフィサーであるケイシー・ブロイスは以前、「2023年初頭に近いです」と発言していた。公開日の発表、および予告編の公開もそう遠くはないかも?

Source:SheKnows

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。