アリシア・ヴィキャンデル&デイン・デハーン『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』予告編公開 ― 前売特典はイラスト入り一筆箋

『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)のアリシア・ヴィキャンデル、『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(2018)のデイン・デハーンら豪華キャストが出演する映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』より日本版予告編と場面写真が公開された。超高級チューリップに夢中になる民衆、主人公二人の許されぬ恋路、フェルメール絵画へのオマージュが散りばめられた映像をぜひお見逃しなく!
物語の舞台は、スペインから独立し「黄金時代」と呼ばれた17世紀オランダ。人々は投資や収集に熱をあげており、なかでも「絵画」と「チューリップ」が2大ブームだったという。希少な品種の球根1個が邸宅1軒分に相当するほどの、世界最古の経済バブルとして知られる“チューリップバブル”がピークを迎えていたのだ。
親子のように年の離れた、裕福なコルネリスと結婚したソフィア。二人の間に燃えるような愛はなかったが、孤児となり修道院で育った彼女にとって、それは初めて味わう豊かで安定した暮らしだった。夫であるコルネリスは優しく特に不満もなかったが、彼が切望する跡継ぎができないことが、ソフィアには唯一の悩みだった。そんな中、夫が夫婦の肖像画を無名の画家であるヤンに依頼する。キャンバス越しに見つめ合うヤンとソフィアが、恋に落ちるのに時間はかからなかった。若く情熱的な画家と、許されない愛を貫きたいと願ったソフィアは、ある計画を思いつく。しかし、ヤンが二人の未来のために、希少なチューリップの球根に全財産を投資したことから思わぬ運命が動き出し……。
絵画ファンとミステリーファンを熱狂させた世界的ベストセラー小説を、『ブーリン家の姉妹』(2008)のジャスティン・チャドウィック監督と、『恋におちたシェイクスピア』(1998)でアカデミー賞®を受賞したトム・ストッパードの脚本により映画化。
主人公ソフィアを演じたアリシア・ヴィキャンデルは「真珠の耳飾りの少女」をオマージュした衣装や、フェルメール・ブルーのドレスをまとい、清楚だが身の内に熱い想いを秘めた女性を体現している。若く美しい画家のヤン役には、『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』や『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)のデイン・デハーン。そのほか、夫のコルネリス役にクリストフ・ヴァルツ、チューリップを栽培する修道院の院長役にジュディ・デンチなどオスカー俳優たちのアンサンブルが観る者を物語へと引き込む。
なお、このたび本作の映画前売り特典が決定。邸宅一軒分程の金額で取引されていたという、高級チューリップのイラスト入り一筆箋が購入者にはプレゼントされる。

映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』は、2018年10月6日(土)新宿バルト9他、全国ロードショー(配給:ファントム・フィルム、提供:ファントム・フィルム、ハピネット)。
『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』公式サイト:http://tulip-movie.com/