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「ホワット・イフ…?」シーズン2・3は「ますます型破りになっていく」と監督 ─ アイデア満載すぎてマーベル社長も選び切れなかった

「ホワット・イフ…?」第7話『もしも…ソーがひとりっ子だったら?』
(C)2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のアニメ「ホワット・イフ…?」は、「もしもあの時、ヒーローたちが別の選択をしていたら?」をテーマに、MCUにおける様々な“もしもの物語”を描くシリーズ。そのシーズン2・3は、さらに型破りな内容になるようだ。

Deadlineの取材に応えた監督のブライアン・アンドリュースによると、シーズン1ではインフィニティ・サーガ(フェーズ1~3)のキャラクターと出来事を中心に代替世界が描かれたが、シーズン2ではフェーズ4にも焦点が当てられるとのこと。映画や原作に忠実なところがあったシーズン1に対し、今後はシーズンを重ねるごとにストーリーが過激になっていくと予告している。

間違いなく、ますますストーリーがユニークになり、徐々に過激になっていきます。シーズン1でケヴィン(・ファイギ)は、あまり手の内を見せずに少し変わったことをしたかったんです。シーズン1は、映画のシーンや特定の作品そのものに非常に強い結びつきがありましたから。

今では映画の本数も、そこから引き出せる要素も増えたので、小さな瞬間にこだわる必要はありません。もっと拡大して、もう少しばかり突飛にも出来るでしょう。シーズン2ではさらにその上を行き、シーズン3ではもっと型破りになっていきます。シーズン2では、これまであまり取り上げる機会のなかったキャラクターが登場し、カムバックする人気キャラクターといかに関わり合いを持つか目にすることになります。本当にクールな要素が山ほどあって、皆さんに観てもらえるのが待ちきれません。」

また監督の話では、あまりにも期待が持てるアイデアがザクザク出て来たため、ケヴィン・ファイギ社長ですら選び切れなかったのだそう。

「たくさんエピソードのアイデアがありました。ケヴィンに“30ぐらいリストアップしてくれ”と言われて、ケヴィンですら絞れ込めなかったんです。最終的に14になったと思うんですが、エピソード数に合わせるために、リストの最後にあった複数のアイデアをボツにしなくてはなりませんでした。」

アンドリュースによれば、ボツになったアイデアもシーズン2か3で起用される可能性があるとのこと。今後のシーズンでは、かなり奇想天外で遊び心満載のエピソードが期待できそうだ。

「ホワット・イフ…?」シーズン2は、2023年に米ディズニープラスにてプレミア配信予定。シーズン1は配信中。

Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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