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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』悪役サフィンが秘めたシリーズ最凶の「悪」、ラミ・マレックが語る特別映像

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
© 2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

全世界待望の『007』シリーズ25作目、前作『007 スペクター』(2015)から6年ぶりの新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、2021年10月1日(金)に全国公開となる。これに先がけ、謎に包まれた悪役、ラミ・マレック演じるサフィンに迫る特別映像が公開された。

映像では、手に汗を握る激しいカーチェイスの末に宙を舞う車、銃を構えるサフィン、険しい表情のジェームズ・ボンドの表情などが映し出される。シリーズ最凶の頭脳派、サフィンの目的が「復讐」であることがうかがえる冒頭だ。マレックが、演じるサフィンの背景について「自分が英雄だと信じる謎めいた存在にしたかったです」と語るように、人類を巻き込んだ最も困難なミッションに隠された“陰謀の存在”を予感させる。

そして、「君の最愛の人を殺す」「愛した人は全員失った」と、サフィンとマドレーヌが対峙する場面も。なぜ、サフィンはマドレーヌと会っているのか。サフィンが語る「君の最愛の人」とは一体誰なのか。また、サフィンが着用する仮面やアジトと思しき場所には、日本風庭園や和装風の衣装など、日本を感じさせるアイテムが随所に散りばめられている。そのルーツにも注目が集まるなど、サフィンの謎は深まるばかりだ。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
© 2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
© 2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

監督のキャリー・ジョージ・フクナガは、「彼(サフィン)が何を望み、何をしようとしているのか。それが、ボンドと人類にとって最凶の悪として立ちはだかるんです」と語る。マレックもまた「サフィンは手強い相手です。ボンドはそれに対峙しなければなりません」と、ボンドの苦戦を示唆している。「人類を淘汰すれば世界はより良い場所になる」という、危険で壮大な野望を持つサフィンの復讐が始まる。

さらには、ボンドに対して「あなたが分からないなんて……」とマドレーヌが語る様子からは、2人の関係に新たな謎が生まれていることが察される。最後には、「お前は用無しだ」「お前のような奴がいる限りそうはならない」とサフィンとボンドのスリリングな息を呑むやりとり。果たして、「何百万人もの命を奪う」というサフィンの脅威をボンドは手遅れになる前に止めることはできるのか。あの悪の組織“スペクター”を率いるブロフェルドさえ、「共通の敵」と恐れる謎深く驚異の存在サフィン。ダニエル・クレイグのボンドシリーズ最凶の敵との結末やいかに……。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、2021年10月1日(金)から全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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