『スーパーガール』不振でもDC戦略変更なし ─ ワーナーCEO、『マン・オブ・トゥモロー』に手応え「素晴らしい」

DCユニバース(DCU)映画第2弾『スーパーガール』が興行面で苦戦したものの、米ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)は現時点でDCの戦略を変更する考えはないようだ。次なる重要作『マン・オブ・トゥモロー(原題)』について、WBDのデヴィッド・ザスラフCEOが強い手応えを口にしている。
米Deadlineによると、ザスラフはWBDの2026年第2四半期決算に際し、『スーパーガール』を受けてDCの戦略に修正があるかと問われ、『マン・オブ・トゥモロー』の進捗を強調した。
「DC側では、ジェームズ(・ガン)は『マン・オブ・トゥモロー』に集中しています。昨日いくつか写真を見ましたが、素晴らしかった。実は昨日はジェームズの誕生日だったんですが、彼は仕事をしていました。1日16時間、18時間働いています。素晴らしい出来です。私たちは非常に興奮しています。」
ザスラフがこうした発言をした背景には、『スーパーガール』の厳しい興行成績がある。同作の世界累計興収は約1億2,600万ドルにとどまり、その結果はWBDの第2四半期業績にも響いた。公開直後にはDCスタジオ共同CEOのピーター・サフランも、興行面で期待に届かなかったことを認めつつ、「より広く、長期的な戦略」への自信を示していた。
今回、親会社WBDのトップからも『マン・オブ・トゥモロー』への期待が改めて示された形だ。もっとも、これは今後のDCU計画が一切変更されないことまで意味するものではない。ガン自身、DCUには「全体像を描きつつも、必要な時はいつでもシフトできるようにしなければいけない」との考えを示し、約10年規模の構想をあえて柔軟に設計していると説明している。
少なくとも、『マン・オブ・トゥモロー』を軸とする直近の展開に大きな変更は見られない。同作は2026年4月下旬より撮影が進められており、デヴィッド・コレンスウェット演じるスーパーマン/クラーク・ケントと、ニコラス・ホルト演じるレックス・ルーサーが、さらなる脅威を前に手を組む物語となる。
さらに、『スーパーガール』からもミリー・オールコック演じるカーラ・ゾー=エルが再登場することが判明済み。その後のDC映画でも「重要な役割を担う」と製作陣が明かしており、『スーパーガール』の結果を受けてキャラクターの展開そのものを縮小する動きも、現時点では示されていない。
『マン・オブ・トゥモロー』については、出演者でガンの妻でもあるジェニファー・ホランドも、すでに多くの映像を見たとして「ジェームズの最高傑作かも」「いろいろな意味でステップアップしている」と語っていた。『スーパーガール』で一度つまずいたDCUにとって、ガン自らが再び監督・脚本を担う本作は、今後のシリーズ展開を左右する重要な一本となりそうだ。
『マン・オブ・トゥモロー(原題)』は2027年7月9日に米国公開予定。
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Source:Deadline
























