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『ARGYLLE/アーガイル』角刈りカヴィルと髭もじゃロックウェルが入れ替わる?怒涛のノンストップ列車アクションシーンが公開

ARGYLLE/アーガイル
© Universal Pictures

『キック・アス』『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督最新作『ARGYLLE/アーガイル』より、角刈りヘンリー・カヴィルと髭もじゃサム・ロックウェルが入れ替わる(?)怒涛のノンストップ列車アクションシーンが公開された。

明日3月1日(金)の全国公開に先がけて公開された映像は、ハイスピードで疾走中の列車内で繰り広げられる切れ味鋭い爽快なアクションシーン。作家エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)は、愛猫のアルフィーと共に列車に乗り込んだところ、何故かもわからぬまま突如現れた刺客たちに命を狙われることに。

絶体絶命の彼女の前に現れたのは、なんと自身が執筆する小説の主人公エージェント・アーガイル(ヘンリー・カヴィル)。アーガイルはエリーに「行くぞ」と声を掛けると、軽快な音楽に合わせて次々と目の前の刺客を一蹴。ところが次の瞬間、アーガイルだったはずの男が突如、スパイを名乗るエイダン(サム・ロックウェル)に変身する。襲い来る敵を倒すごとにアーガイルとエイダンが入れ替わる訳の分からない状況に困惑するしかなく、平和な列車内が一瞬にして殺戮の現場と化してしまった上に、目の前には正体の分からない人間がふたり……。混乱の中で、エリーはどうやら瞬きをするとエージェント・アーガイルとエイダンが入れ替わることに気づくも、「何なのこれ!」と叫ぶことしかできない。

ARGYLLE/アーガイル
© Universal Pictures

何が真実で何が狂っているのか、この先に待ちうける展開もまったく予測不能。見ているほうは瞬きを忘れてしまうほどに目まぐるしくキレキレな、まさにマシュー・ヴォーンらしいアクションの幕開けにテンション急上昇まちがいなしのシーンだ。

ヘンリー・カヴィルとサム・ロックウェルは、狭い列車内で繰り広げられるこのシーンのために、お互いの動きが調和する振付を覚えたそう。2人のアクションを目の当たりにしたハワードは「ヘンリーとサムは全ての動きを同時に行わなければならず、精度の高いアクションでした。皆、何か月もリハーサルを重ねてきました。私に向けて演じてくれているように感じ、素晴らしい気持ちでした」と見ているだけで興奮したという。

アクションシーンをともに作り上げたスタントチームは、カメラを置く位置を確保するとスタントを行うスペースが限られてしまうという列車内の物理的な課題に対峙しながらも、宙返りをしたり、体への衝撃に耐えたりと迫力ある華やかなシーンを作り上げた。しかし、その裏側には多くの苦労があったよう。ロックウェルは、難題をクリアさせていくスタントチームのスキルに目を奪われたといい、「列車の格闘シーンは一生懸命取り組みましたが、撮影時にスタント達の動きを見ていたら、レベルが違うほど本当に凄かったです。独特のスタイルで興奮を覚え、見た目も美しい。ジャッキー・チェンのような感じも色濃くありました」と感銘を受けたことを明かす。

ARGYLLE/アーガイル
© Universal Pictures

『スターダスト』(2007)以来、マシュー・ヴォーン監督と2度目のタッグとなるヘンリー・カヴィルも、「このジャンルの中で唯一無二でした。斬新で大胆、そして危険を顧みない挑戦的な作品に出会えて爽快な気持ちになりました。最近は良作が一つ登場すると、その後10年間はその作品に似たような作品ばかりが生み出されています。けれどもマシューの作品は決してそうではありません。『ARGYLLE/アーガイル』は他に類を見ない作品です」と本作への溢れんばかりの愛を語った。

『ARGYLLE/アーガイル』は2024年3月1日(金)全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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