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スーザン・サランドン&ケイト・ウィンスレット初共演、『ブラックバード 家族が家族であるうちに』6月公開決定

ブラックバード 家族が家族であるうちに
© 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED

アカデミー賞にも輝いたふたりの女優、スーザン・サランドンケイト・ウインスレットが初共演を果たした映画『Black Bird(原題)』が、『ブラックバード 家族が家族であるうちに』という邦題で、2021年6月11日(金)に全国公開されることが決定した。あわせて、場面写真も到着している。

ある週末の朝、リリー(スーザン・サランドン)は夫のポール(サム・ニール)と暮らす静かな海辺の邸宅に、娘のジェニファー(ケイト・ウィンスレット)、アンナ(ミア・ワシコウスカ)とその家族たち、そしてリリーの学生時代からの大親友で家族同然のリズ(リンジー・ダンカン)を集める。

しかし、それはともに楽しい時を過ごすためのものではなく、ある理由によって死を覚悟したリリーが、“家族が家族であるうちに”過ごすために自らが用意した最後の時間だった。集った家族とその友人たちは、それぞれ平静さを装いながら母の願いである最後の晩餐に参加する。しかし、あるきっかけで弾けた緊張感とともに、次々と明かされていくそれぞれの秘密。そして最後に家族がとった行動とは……。

『ペレ』(1987)『マンデラの名もなき看守』(2008)などのビレ・アウグスト監督によるデンマーク映画『サイレントハート』(2014)を、同作の脚本家であるクリスチャン・トープが自身でアメリカ映画として脚色、『ブラックバード 家族が家族であるうちに』として、新たな物語を紡ぎ出している。

監督を務めたのは 『ノッティングヒルの恋人』(1999)『恋とニュースのつくり方』(2010)などで手腕を発揮するロジャー・ミッチェル。極限の選択に立たされる家族の心象風景にリアリティを持たせるために、彼は、通常ではなかなか行えない映画の大半を順撮りするという方法を選択、結果5週間におよぶ撮影が開始することになったが「キャストの集中力、映画やお互いに対する意気込みに思ったよりも大きな影響が生まれた」とそのこだわりを話し、見事な人間ドラマへと昇華させている。

公開された場面写真は3点。皆が集まる最後の夜のためにエレガントに着飾る母リリーと寄り添う娘ジェニファー、そして夫にしっかりと身体を預けつつもどこか虚ろな目をしたリリーの姿、そして何かに抗議するかのように、今にも泣き出しそうな表情のアンナの姿を切り取ったものとなっている。

ブラックバード 家族が家族であるうちに
© 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED
ブラックバード 家族が家族であるうちに
© 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED
ブラックバード 家族が家族であるうちに
© 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED

『ブラックバード 家族が家族であるうちに』は、2021年6月11日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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