『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は「何も知らないまま観てほしい」と監督 ─ 「素晴らしい体験のためには、知らない方がいいこともある」

映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』を、「なるべく何も知らないままで観てほしい」。監督のデスティン・ダニエル・クレットンが、ファンに向けて呼びかけた。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『スパイダーマン』シリーズの第4作となる今回は、前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2023)から4年後が舞台。世界中の人々がピーター・パーカーの記憶を失ったなか、新たな戦いに挑むことになる。もっとも具体的なプロットは不明で、新キャストのセイディー・シンクが演じる役どころは謎のベールに包まれたままだ。
監督のクレットンは、この秘密主義にについて、前作『ノー・ウェイ・ホーム』でスパイダーマン同士の共演を伏せていたようなサプライズとは別種のものだと強調。それでも、「映画をより素晴らしい体験にするためには、知らない方がいいこともある」と米The Hollywood Reporterにて力説した。
「僕としては、みなさんには何も知らないままでこの映画を観てほしい。私たちが秘密を守るのは、とにかくファンのみなさんの体験を守るため。公開週末に観に行く方も、ある情報を知らないまま観ることで、よりよい体験ができるはずです。」
また、クレットンは「前作を模倣することは考えていません。リスクの面で前作を超えることはできないから」とも言っている。「(サプライズを)より大きくするよりも、異なる形で深く掘り下げたかった。セイディの役どころを秘密にしている理由は、映画を観ると納得してもらえると思います」。
“何も知らないまま観てほしい”という姿勢は、このプロモーションにおいて一貫している。米Reutersの取材でも、クレットンはオンラインの推測合戦について「あまり深追いしないでほしいと願っています」と話しているのだ。
「事前にパズルを解こうとするのは楽しく、ワクワクするもので、期待感も高まります。だけど、大勢の観客とともに大スクリーンで観るという体験において、サプライズをたくさん残しておくのは素晴らしいことだから。」
ここで示唆されているのは、前作とは方向性こそ異なるものの、たしかに用意されているらしい“サプライズ”の存在だ。ここは監督が望む通り、あれこれと予想しすぎることなく、まっさらな気持ちで──かつ、うっかりネタバレを食らってしまわないよう重々気をつけて──なるべく早く、映画館に足を運んでほしい。
映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日、日米同時公開。
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Source: The Hollywood Reporter, Reuters





























