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スピルバーグ、ノーラン、そして夫クラシンスキーとの仕事 ─ 大躍進エミリー・ブラント「俳優は自由の翼が欲しいんです」

ディスクロージャー・デイ
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超大物映画監督のスティーヴン・スピルバーグ、クリストファー・ノーラン、そして……ジョン・クラシンスキー!筆者は映画『ディスクロージャー・デイ』のため、監督スピルバーグと主演エミリー・ブラントに単独インタビュー。ブラントが近年仕事をしてきた名監督たちについて尋ねてみた際、スピルバーグ、ノーランと超大物の名前を並べたところで、もちろん忘れてはいけないのがブラントの夫であり、『クワイエット・プレイス』シリーズを手がけるクラシンスキーだ。

「エミリー、近年は現代を代表する監督たちと仕事をされていますね。スティーヴン・スピルバーグ、クリストファー・ノーラン、そしてもちろん……ジョン・クラシンスキー」と質問すると、ブラントは意図を察して大笑い。「そうそう!」と明るく応じると、同席のスピルバーグまで「何よりまず、ジョン・クラシンスキーでしょう!」と楽しそうに応じた。

もっともブラントにとって、この3人には実際に共通するところがあるらしい。それぞれの監督がどのように異なる演技を引き出すのか尋ねると、ブラントは「スティーヴン、ちょっと耳を塞いで(笑)」と前置きしながら語り始めた。

「3人とも俳優との仕事が本当に素晴らしいんです。それと同時に、3人ともビジョナリーと言えるほどの巨大な才能を持っている。その両方を兼ね備えるのは、とても難しいことだと思います。普通はどちらかに寄る監督が多いですから。

だから、この3人と仕事をすると、その二重の才能を同時に受け取れる。それは俳優にとって大きな贈り物です。」

ブラントはノーラン監督の『オッペンハイマー』(2023)に出演。夫クラシンスキーとは『クワイエット・プレイス』(2018)、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021)などでタッグを組み、スピルバーグとは『ディスクロージャー・デイ』で初めて仕事を共にした。

3人に共通しているのは、俳優を細かくコントロールするのではなく、まず自由に演じさせることだという。

「ジョンは自分自身も俳優なので、いつも最初の3テイクくらいは何も言わずにやらせてくれます。クリスもスティーヴンも同じようなところがありますね。まず、自分で試してみる空間を十分に与えてくれるんです。最初の数テイクのうちに、自分で修正させてくれる。

3人とも、細かく管理するようなことはしません。俳優が何を持ち込んでくるのかについて、純粋な好奇心をお持ちで、自由を与えてくれます。」

さらにブラントは、3人とも自ら脚本を書くことがある点にも言及した。監督と脚本家を兼任すると、完成形が頭の中ですでに固まっているため、俳優にとって窮屈になる場合もある。しかし3人からは、そうした感覚を受けたことがないという。

「自分たちが書いたものの中で、俳優がどんな空間を見つけて、自分の居場所を作っていくのか。それを知りたいという好奇心があるんです。」

俳優が求めているのは、まさにそれなんです。翼が欲しい。自由に動ける空間が欲しい。試すための空間、思い切って演じるための空間、そして安心できる環境が欲しい。そのすべてを3人とも持っています。」

ちなみにインタビュー中、『クワイエット・プレイス』を称賛すると、ブラントは「実は、ちょうど『クワイエット・プレイス3』の撮影も終えたところ」とも明かしている。

スピルバーグとブラントが初タッグを組んだ映画『ディスクロージャー・デイ』は2026年10月1日(木)全国公開。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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