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『スパイダーマン』新作スピンオフ『エル・ムエルト』の監督にアルフォンソ・キュアロンの息子ホナス・キュアロンが就任

Dulce Osuna https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jon%C3%A1s_Cuar%C3%B3n_en_Dulce_Osuna.jpg

『ヴェノム』『モービウス』に続く新たな『スパイダーマン』シリーズの新作『エル・ムエルト(原題:El Muerto)』で、『ゼロ・グラビティ』(2013)『ROMA/ローマ』(2018)などでメガホンを取ったメキシコの名匠、アルフォンソ・キュアロンの息子であるホナス・キュアロンが監督を務めることが明らかとなった。米The Wrapが報じている。

ホナスは、父であるアルフォンソが監督を務め、アカデミー賞で7冠に輝いた『ゼロ・グラビティ』で脚本を手がけ、『ノー・エスケープ 自由への国境』(2015)では監督・製作・脚本・編集の4役を担った精悦。怪盗ゾロを描く新作映画『Z(原題)』では脚本・監督を務める。

原作コミックに登場するエル・ムエルト/フアン・カルロスは、スーパーパワーを持つプロレスラー。エルドラドと呼ばれる抑制者に、「10年間旅をして勇敢になり、覆面の戦士と戦って相手の覆面を剥がせ」との使命を与えられたフアンはニューヨークへ渡る。そこでフアンはスパイダーマンとプロレス・マッチで対決するが、最終的にエルドラドに命を狙われたフアンがスパイダーマンをタッグを組み、エルドラドを倒す展開となっている。

現時点で映画版の設定などは明かされていないが、エル・ムエルト役には人気ラッパーとして知られ、俳優としても活動するバッド・バニーが決定済み。『ブレット・トレイン』(2022)ではウルフ役を演じた。『ミス・リベンジ』(2019)、新作DC映画『ブルービートル(原題)』のギャレス・ダネット=アルコセルが脚本を担当する。まだ本プロジェクトは開発の初期段階にあるようだ。

『スパイダーマン』フランチャイズの新作では『エル・ムエルト』に並び、アーロン・テイラー=ジョンソンが主演する『クレイヴン・ザ・ハンター』、ソニーの『スパイダーマン』ユニバースで初めて女性スーパーヒーローを主人公に描く『マダム・ウェブ(原題)』も待機中。

『エル・ムエルト(原題)』は2024年1月12日の米公開予定。

Source:The Wrap

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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