マーベル『エターナルズ』新予告編 ─ 「なぜサノスと戦わなかった？」壮大な映像、MCU新次元

マーベル・シネマティック・ユニバースより、2021年11月5日に公開となる新作映画『エターナルズ』の新予告編が届けられた。『アベンジャーズ』サノスへの言及や、壮大で幻想的なアクションシーンなど、『エターナルズ』の世界観が本格的に紹介されている。あわせて、新たなUSポスタービジュアルも公開された。

本作『エターナルズ』は、アベンジャーズが誕生するよりもはるか昔から地球に存在し、7000年もの間、人知れず人類を見守ってきた最古のヒーローチーム、エターナルズの物語。

サノスによって半分になった人口を復活させたアベンジャーズ。しかし人類が復活したことで巨大なエネルギーが生まれ、新たな脅威が地球に迫っていた。地球滅亡までに残された時間はわずか7日間……。

デーン・ウィットマン（キット・ハリントン）はセルシ（ジェンマ・チャン）に、「なぜサノスと戦わなかった？」と尋ねている。セルシの答えは、「ディヴィアンツがいない限り介入するな」と言付けられているとのこと。ディヴィアンツとは原作コミックにおいて、エターナルズと同じく宇宙種族「セレスティアルズ」の実験によって生み出されたものの、醜い姿で誕生してしまった存在だ。

さて、セルシたちは「介入するな」と、誰によって指示されていたのか？その直後に映像に写るのは、紅の輝きを放つ謎めいた巨大な存在。これぞ、神に等しい力を持つ、宇宙最古の種族セレスティアルズだ。

映像では、エターナルズそれぞれの驚異的な能力を活かした戦闘シーンもたっぷり収録。アカデミー賞3部門に輝いた『ノマドランド』（2020）など、自然情景をダイナミックに切り取るクロエ・ジャオ監督の手腕が発揮された、エモーショナルな映像が堪能できそうだ。映像の最後には、てっきりヴィブラニウム製かと思って机をブチこわしてしまったイカリスに、ファストス（ブライアン・タイリー・ヘンリー）が「秋の新作だ……イケアの」と返す、クスリと笑えるシーンも収められている。

『エターナルズ』は2021年11月5日（金）全国公開。