『ゴッド・オブ・ウォー』実写ドラマ、Amazon製作で正式始動 ─ 戦いの神クレイトスの壮大な冒険を描く

人気ゲーム『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズの実写版ドラマが、Amazon Studiosにて正式に発注されたことが明らかとなった。

米Deadlineによると、2022年3月にAmazon Studiosが同シリーズの実写ドラマ化企画を進めていると報じられ、このたび正式に発注される運びとなった。Amazon Studiosとソニー・ピクチャーズ テレビジョン、PlayStation Productionsが共同で製作する実写版ドラマは、世界240以上の国・地域のPrime Videoにて配信予定。

実写版ドラマでは、戦いの神（ゴッド・オブ・ウォー）であるクレイトスが、古代ギリシャの血塗られた過去から自らを解放したのち、北欧ミッドガルドで永遠に武器を捨てる姿が描かれる。最愛の妻が亡くなった時、クレイトスは妻の最後の願いだった最高峰からの遺灰撒布に、疎遠になっていた息子を同伴して危険な旅に出る。すぐにクレイトスは、この旅が父と息子の絆を試す壮大な冒険となり、新たな神々やモンスターと世界の命運をかけた戦いを余儀なくされることを悟る……。 

脚本を手がけるのは、「エクスパンス －巨獣めざめる－」（2015-2022）製作総指揮や『アイアンマン』（2008）共同脚本のマーク・ファーガス＆ホーク・オストビー。ショーランナーは「ホイール・オブ・タイム」（2021-）のレイフ・ジャドキンスが務める。

Amazon Studiosのグローバルテレビ部門を統括するヴァーノン・サンダースは、「『ゴッド・オブ・ウォー』は惹きつけられずにいられないキャラクター主導のフランチャイズで、その豊かなストーリー展開と同様に、壮大かつ没入感のある世界観により世界中の人々を魅了できると確信しています」と意気込みを語った。

なお、ソニーのSanta Monica Studioが手がけたゲームシリーズは、4機種のプレイステーションで計7タイトルがリリース。最新作となるPlayStation 5／PlayStation 4用のゲーム『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』が2022年11月に発売されている。

Source: Deadline