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『インディ・ジョーンズ』シリーズ、最新作『運命のダイヤル』で完結へ

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
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ハリソン・フォード主演『インディ・ジョーンズ』シリーズが、2023年6月30日(金)に日米同時公開を迎える最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』をもって完結することがわかった。米ウォルト・ディズニー・カンパニーが発表した。

今回の情報は、本作が第76回カンヌ国際映画祭特別招待作品として出品されること、2023年5月18日(現地時間)にワールドプレミアが実施されることの告知に際して明かされたもの。ディズニーのプレスリリースには、「世界各地を旅し、活発な映画的冒険をお届けする、大人気シリーズ待望の最終作品は、コンペティションとは別に上映されます」と記された。

『インディ・ジョーンズ』は、考古学者で冒険家のインディアナ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回り、様々な危険や謎に立ち向かいながら冒険を繰り広げる不朽のアドベンチャー・シリーズ。本作をもってハリソンがインディ・ジョーンズ役を卒業することはかねてより公になっており、ハリソンも「最後を見届けたかった」と思い入れの深さを口にしていたが、シリーズ完結が明かされるのは今回が初めて。『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)より40年あまり、世界中を魅了したシリーズがその幕を下ろす。

シリーズの過去作は主に1930年代を舞台としてきたが、最新作『運命のダイヤル』の舞台は1969年。アメリカとロシアの宇宙開発競争を背景に、帰ってきたインディ・ジョーンズが、“歴史の流れを変えられる”ダイヤルをめぐって名付け子のヘレナらとともに再び世界を駆け回り、元ナチスのユルゲン・フォーラーと対決する。先日公開された新予告編も、物語の終わりを示唆する構成で話題となっていた。

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ちなみに2022年11月には、ディズニーがハリソンのインディ卒業後もシリーズの継続を目指し、ドラマ化の企画を検討していることが報じられていた。今回の完結発表を受けて、こちらが今後どのように展開するかはまだわからない。

出演者はインディアナ・ジョーンズ役のハリソン・フォードをはじめ、ヘレナ役に「Fleabag フリーバッグ」(2016-2019)のフィービー・ウォーラー=ブリッジ、ユルゲン・フォーラー役に“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン。発掘屋サラー役をジョン・リス=デイヴィスが再演するほか、アントニオ・バンデラス、シャウネット・レネー・ウィルソン、トーマス・クレッチマン、トビー・ジョーンズ、ボイド・ホルブルックらが出演する。

監督・脚本は『LOGAN/ローガン』(2017)『フォードvsフェラーリ』(2019)のジェームズ・マンゴールド、共同脚本は『フォードvsフェラーリ』のジェズ&ジョン=ヘンリー・バターワース、デヴィッド・コープ。音楽は名匠ジョン・ウィリアムズ、製作総指揮はシリーズ過去作を手がけたスティーブン・スピルバーグとジョージ・ルーカスが務めた。

映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は2023年6月30日(金)公開。

Source: Walt Disney Company

Text: Yuka Shingai, 稲垣貴俊

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