『スパイダーマン』ポスター届かず、映画館スタッフが手描きで大バズり「こんなことになるとは」 ─ 本部から撤去要請される

世界中で記録的ヒットを飛ばしている『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』だが、カナダのある映画館では、なぜか肝心の公式ポスターが届かなかった。そこでスタッフが自ら代用品を描いて掲示したところ、その絶妙に力の抜けたスパイダーマンがたちまちネットで大人気に。しかも、似てしまったのは偶然ではなかった。
珍事が起きたのは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州プリンスジョージにあるFamous Players。『ブランド・ニュー・デイ』の公式ポスターが配送上の問題で届かず、ランドンは上司から「代わりに描いてほしい」と頼まれたという。
こうして完成したのが、妙なフォルムのスパイダーマンを大胆に描いた手作りポスター。下部には、本物のポスターが届いていないことを説明し、観客に謝罪するメッセージまで添えられている。
ランドンは反響について、あまりにも予想外だったため、いまだに事態の大きさを実感できていない様子。「こんなにシンプルな自分の絵が、ここまで遠くまで広がっているなんてクレイジーですよ」と米The Hollywood Reporterにコメントしている。
頭や身体のバランスが豪快に崩れたその姿は、2010年代のインターネットで広まったスパイダーマンのパロディ・ミーム「Spoderman/Spooder-Man」を彷彿とさせる。SNSでもすぐさま「Spooder-manだ」と反応が相次いだが、ランドン本人も“Spooder-Man”をモチーフにしたことを認めている。
Famous Playersを運営するCineplex側も、この一件を確認。同社コミュニケーション担当副社長のミシェル・サバはTHRに対し、『ブランド・ニュー・デイ』のポスター到着を待つ間、現地チームが「ちょっと楽しんでいた」とコメントしている。
ところが、ネット上で大きな話題となった後、このお手製ポスターは映画館から姿を消すことになった。ランドンはRedditで、自身が作者であることを改めて明かしたうえで、上司から「本部から電話があり、撤去するよう求められた」と伝えられたことを報告。オリジナルのポスターはランドン本人の手元に戻ったという。
なお、ランドンは撤去について「今となっては理由も理解できる」「スタジオを怒らせたくないし」としているものの、具体的な理由は明かしていない。ソニー・ピクチャーズやマーベルが直接撤去を求めたとも述べておらず、そこは推測しない方がよさそうだ。
『ブランド・ニュー・デイ』は現在、公開12日間で世界興行収入16億7,000万ドルに達する歴史的大ヒット中。そんな超大作の公式ポスターが一館だけ届かなかったことから生まれた、世界に一枚だけのおふざけポスター。宣伝素材としての役目は短命に終わったが、本物のポスター以上にネットの視線を集める結果となった?
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は公開中。
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Source:The Hollywood Reporter, Reddit





















