スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンはDCユニバースの「ダイヤモンド」 ─ ジェームズ・ガン、10年構想の真意を再び語る

スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンは、新DCユニバースの「ダイヤモンド」である──。DCスタジオの会長兼CEOを務めるジェームズ・ガンが、当初からの方針を強調した。
2022年11月、ガンは「業界最高の脚本家たちとともに、劇場映画やテレビ、アニメーションなど、あらゆる媒体でキャラクターをどう描いていくか、8〜10年間の計画を練り始めている」と語った。もっとも、最新作『クレイフェイス』はユニバース内の相互関係が薄い独立路線。「当初の構想から逸脱しているのでは」というファンの疑問に対し、Threadsで改めて説明した形だ。
「2023年1月に、(新DCユニバースが)始動した際の発言を見てもらえれば、まさに今やっていることを予告していたのがわかるはず」とガンは綴っている。
「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のように独立した物語もあれば(『クレイフェイス』がまさにそうです)、スーパーマン・サーガのように大きな物語の一部を担う作品もある、と言いました。もっとも、大きな物語に属する作品も、ほかの作品をすべて観ていなくても、単独で楽しめるものであるべきです。」
実際、DCU第1章「Gods and Monsters」の発表時、ガンは「核となる物語に深く関わる作品もあれば、より自己完結的な作品もある」と述べていた。当時も、自らがマーベル・シネマティック・ユニバースで手がけた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを例に挙げていたのだ。
今回、ガンは当初発言した「8〜10年計画」について、「物語だけを指すものではない」とも書いている。「もちろん物語もそのうちの一部ですが、DC全体の計画だった」のだと。
「それは、スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンという“ダイヤモンド”に注力することと、クリプトやジョン・スチュワート、ピースメイカーのように比較的マイナーなキャラクターを“ダイヤモンド”へと育てること。クリエイターの自由をどう育み、さまざまな作風やレイティングを認めるか。『スター・ウォーズ』やジョージ・R・R・マーティンから受けた影響など、たくさんのことが含まれていました。」
このことも2023年1月の会見で述べられていたことで、ガンは「僕たちの戦略のひとつは、バットマンやスーパーマン、ワンダーウーマンというダイヤモンドを使い、まだあまり知られていないキャラクターを押し上げること」と明言していた。以前のインタビューでも、すべての作品が同じ世界観に属するなか、クリエイターには個性を発揮する自由を与えたいという意向を語っている。
『スーパーマン』に始まった新DCユニバースは、『スーパーガール』(2026)と『クレイフェイス』のほか、ドラマ「ピースメイカー」や「ランタンズ」など多数のキャラクターを含めて拡大中。新バットマン映画『バットマン:ブレイブ&ボールド(原題)』と、新たな『ワンダーウーマン』映画は、ともに開発段階にあるとみられる。
つい先日も、「何か別のものにつながらなければ、個々の物語には意味がないという考え方は好きではない」として、すべての物語がクロスオーバーに関連する必要はないとの考え方を強調していたガン。その一方で今回は、「いろいろなことが形になりつつあることには興奮していますし、『マン・オブ・トゥモロー』でお届けするものが、ますます楽しみになります」とも綴っている。
映画『マン・オブ・トゥモロー(原題)』は2027年7月9日に米国公開予定。同作には『スーパーマン』から続投するキャラクターに加え、スーパーガール、「ランタンズ」よりグリーンランタン/ジョン・スチュワート役も登場することがわかっている。
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