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英リヴァプールの映画館で発砲事件、けが人は無し

By Phil Nash from Wikimedia Commons CC BY-SA 4.0 & GFDL

イギリス・イングランド北西部にあるリヴァプールにて、映画館を含む3つの地点で49歳の男が銃を発砲し、逮捕されるという事件が発生した。米Deadlineが報じている。

現地時間2024年1月3日の夜、リヴァプール郊外の街Croxtethにあるシネコン、ショーケース・シネマズにて発砲事件が発生。発生当時、映画館は営業時間内で、観客らは複数のスクリーンにて映画を鑑賞中だった。報道によると、観客は映画館を出ていく際に事件発生に気づいた程度で済んでおり、警察によると負傷者は出ていないとのこと。

男は同エリアの角にある店で発砲した約50分後に、映画館に到着。ロビーのスタッフを脅迫し、現金を要求した後に劇場外で発砲し、手ぶらのまま劇場を去ったという。その後、同エリアの道路上で3度目の銃声が聞こえたそうだ。

男は一夜明けた1月4日未明、人の命を危険に晒す意図での銃器所持及び窃盗の容疑で逮捕された。マージーサイド警察の副課長コンスタブル・ウィルソンは「この度の事件のように、1名の犯罪者がごく近くで続けざまに、異なる3か所で発砲するということは非常に稀です。マージーサイドの路上でこのような事件を取り扱うのも私たちにとっては初めての出来事です」とコメントしている。

ウィルソンは「この事件が店の店員、ショーケース・シネマズのスタッフ、そして銃撃が映画館の外で発生した後、映画館が閉鎖されていることに気づいた観客の皆さん、そしてマルパス・ロードの住民の方々に与えた衝撃的かつ悲惨なインパクトは計り知れません」とも付け加えている。

イギリスは全土において、銃所有に際しては警察による火器免許もしくは散弾銃免許が必要。弾薬の購入も同様に免許が必要となる。スポーツハンティングや射撃などの伝統競技などでの取得は一部認められているが、銃規制は非常に厳しく、銃器の不法所持については21歳以上は5年の懲役が課せられる。

Source:Deadline

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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