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『ロード・オブ・カオス』シガー・ロス版予告編 ─ リドリー・スコットも「I like it」

ロード・オブ・カオス
© 2018 Fox Vice Films Holdings, LLC and VICE Media LLC

狂乱の青春映画『ロード・オブ・カオス』より、新たな予告編が届けられた。本作は邪悪なブラック・メタルバンド「メイヘム」の戦慄を描く作品だが、劇伴を担当したシガー・ロスによる楽曲で、神秘的な雰囲気をまとった印象的な予告編となっている。

あの巨匠リドリー・スコット監督も本作について「とてもリアルで、これを作るのは大変だったと思う。 I like it!」とコメントを寄せている。

1987年、ノルウェー・オスロ。19歳のギタリスト、ユーロニモスはヴォーカルのデッドたちとともに「真のブラック・メタル」を追求する全く新しいバンド「メイヘム」の活動に熱中していた。デッドは、ライヴ中に自身の身体を切り刻み、観客にその血をかけた上、豚の頭を投げるなどの行為を繰り返し、その過激さもあってメイヘムは熱狂的にブラック・メタル・シーンに受け入れられる。しかしある日、デッドはショットガンで頭をブチ抜き、自殺を果たした…。

発見者のユーロニモスは、親友の脳漿が飛び散る遺体の写真を撮り、頭蓋骨の欠片を友人らに送付し、喧伝することでカリスマ化。レコードショップ「ヘルヴェテ(地獄)」を根城に、“誰が一番邪悪か”を競うインナーサークルを作り、王として君臨するようになる。

しかし、メンバーのヴァーグが起こした教会放火を契機に、主導権争いは熾烈化。歯止めが効かなくなった果て、彼らですら想像しえなかった狂乱が待ち受けていた。

主演は、『ホーム・アローン』シリーズのマコーレー・カルキンの実弟であるロリー・カルキン。ほか共演には、ヴァル・キルマーの息子ジャック・キルマーや、スカルスガルド家のヴォルター・スカルスガルドら。2021年3月26日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにてロードショー、以降順次公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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