『マーベルズ』パク・ソジュンは出番が少なすぎる? ─ 本人がコメント「重要な役割だと信じています」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『マーベルズ』では、「梨泰院クラス」(2020)で知られる韓国のスター俳優パク・ソジュンが出演した。一部ファンからは出演時間が短いという声も上がっているが、これについてソジュン本人が言及し、その思いを語っている。
この記事には、『マーベルズ』のネタバレが含まれています。

ソジュンが演じたのは、惑星アラドナのヤン王子。キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースは、ヤン王子と結婚することで惑星の危機を救ったことから王国では有名人となっていた。強敵ダー・ベンを迎え撃つべく、キャロルはヤン王子に協力を要請し、戦いに備えていく。
劇中では歌唱やダンス、アクションシーンなど、それなりに見せ場はあったが、ソジュンが登場したのは1時間45分の上映時間の中でわずか2〜3分。公開前にはメインのヒーロー3人やニック・フューリー、猫のニャーベルズと共にキャラクターポスターが製作されるほどメインキャラクター感を出していた割に、ゲスト出演のような立ち位置にとどまった。
韓国のエンタメメディアSBS Starではソジュンがインタビューに登場し、出演にあたっての心境として「アラドナとヤン王子は、キャロル・ダンヴァースの成長を示すのに重要な場所だと思います」と語っている。その一方、「映画で僕の出番が少なすぎると思われた方もいるかもしれません」と自ら出演時間について言及し、「それでも僕は、『マーベルズ』の物語全体で重要な役割を担っていると信じています」と続けた。
登場は少ないながらスター性を発揮しているのも事実で、主演のブリー・ラーソンとの息ぴったりのダンスやミューカルシーンも堂々とやってのけた。ソジュンは「曲を作る前に声域を確認されたので、歌には特に問題はありませんでした」と製作当時を振り返っている。「撮影中は、歌を上手に歌うことよりも、キャラクターの感情を捉えることに集中していました」。
ちなみに、ソジュンの起用は監督を務めたニア・ダコスタたっての希望。代表作「梨泰院クラス」の大ファンだったダコスタは、監督にオファーされてすぐにソジュンの起用を考え、直接オファーの連絡を入れたという。
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Source:SBS Star