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『マスターズ・オブ・ユニバース』に『風の谷のナウシカ』『AKIRA』からの影響、監督が認める

マスターズ・オブ・ユニバース

1980年代に誕生し、フィギュア、コミック、アニメなど多方面で世界中のファンに愛されてきた『マスターズ・オブ・ユニバース』が、いよいよ実写映画としてスクリーンに帰ってくる。2026年6月5日(金)より日米同時公開となる本作より、トラヴィス・ナイト監督が日本文化から受けた影響を語る特別映像が公開された。

ナイト監督といえば、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(2016)や『バンブルビー』(2018)を手がけた実力派。ストップモーション・アニメーションで知られるライカスタジオのCEOでもあり、映像作家として独自の美意識を築いてきた人物だ。その創作の根底には、日本の映画、アニメ、漫画、アートからの大きな影響があるという。

特別映像でナイト監督は、8歳のころに初めて日本を訪れた経験を回想。日本語は理解できなかったものの、アニメ、漫画、アート、音楽、テレビ番組などに触れ、「視覚的な要素だけでも非常に想像をかきたてられるものだった」と語っている。

自身の初期作品についても、黒澤明監督作品や、宮﨑駿監督による『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』、漫画『子連れ狼』などから多大な影響を受けたと説明。「日本の文化や日本のアートの要素を、私は自分のあらゆる作品に多く取り入れています」と明かした。

『マスターズ・オブ・ユニバース』も例外ではない。劇中では、ニコラス・ガリツィン演じるアダムが空飛ぶジェットスキー「スカイスレッド」を操り、敵の飛行船と激しい戦闘を繰り広げる場面が登場する。このシーンについてナイト監督は、宮﨑駿監督の『風の谷のナウシカ』に登場する飛行機のようなテイストを持ち込みたかったと語っている。

さらに、大友克洋監督による伝説的アニメーション映画『AKIRA』からの影響にも言及。ナイト監督は同作について、子どものころの自分に「信じられないほどの影響」を与え、「ただただ衝撃を受けた画」だったと振り返る。そのうえで、「あのSF的な狂気のようなもの」も、少しだけ『マスターズ・オブ・ユニバース』に取り入れようと試みたという。

ナイト監督は、日本の映画や文化について「それは私の思考回路の一部であり、世界観に命を吹き込む方法の一部なのです」とコメント。「すべては、私の経験と、日本映画や日本文化への愛から極めて強い影響を受けています」と、創作における日本文化の存在の大きさを語っている。

『マスターズ・オブ・ユニバース』は、マテル社が1981年に生み出したアクションフィギュアを原点とする人気IP。筋骨隆々のヒーロー、ヒーマンことアダムを中心に、コミックやTVアニメシリーズなどへ展開され、長年にわたって世界中で親しまれてきた。

物語の主人公は、惑星エターニアの王子として生まれたアダム。幼いころ、故郷で戦争が勃発したため、身を守るべく“誰にも知られない場所”である地球へと送り込まれる。15年後、成長したアダムは伝説の剣“パワーソード”を見つけ出し、導かれるように故郷へ帰還。しかしエターニアは、邪悪な宿敵スケルターによって陥落していた。エターニアとその人々を救うため、アダムは<ヒーマン>として悪の軍団との戦いに挑む。

出演はニコラス・ガリツィン、カミラ・メンデス、ジャレッド・レト、イドリス・エルバほか。監督はトラヴィス・ナイト、脚本は『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』のクリス・バトラーが務める。

映画『マスターズ・オブ・ユニバース』は2026年6月5日(金)日米同時公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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